先日のこと。
夫と初めて行くお店で食事をしお会計をする際、ある決済方法をお願いするとそれは使えませんと言われました。
事前にサイトでその決済方法は使えると書いてあったのであれ?と思いながらも使えないのであれば仕方がないかぁと現金で支払いをして帰ってきました。
お店を出てから私がHPに書いてあったのになぁとポツリと言うと、
何でその時に店員さんにHPに書いてあるのにどういうことか聞かなかったの?
と言われました。
まぁそれはもちろんそうなんですが、私の中では夫がそんなことで苛立っていることに正直驚いてしまったんですよね。
というのも、元々は逆でこういう場面では私がそのお店に対して強く問いただすのを夫が制するという流れだったので。
今ではすっかり逆になってしまいました(^_^;)
以前の私たち夫婦であれば・・・
今回お店選びで迷った際、実際に行ったAはお得な決済方法が使えもう一つのBの方は使えなかったのでAの方を選びました。
それなのに、実際には使えなかったのでAの方を選んだ意味がなくなるんですよね。
以前の私であれば、上記のことを言ってお店側に謝罪とHPの修正を要求していたと思います。
しかも、結構問い詰めるような感じで言ってしまうところがあるので、それを夫が制しながら冷静に話を進めるというのが今までの流れでした。
また、夫と一緒にいて私がおかしいなと思うことに対して夫はそこまでいうほどのこと?と温度差があることもしばしば。
このように、元々他者に対しての寛容度は夫の方が圧倒的に高かったです
それなのに、最近は明らかに私の方が変わってしまって、親族からもよく性格が穏やかになったと言われます。
普段の生活がめちゃくちゃ穏やかなので、怒るようなこともほとんど起きません。
そういった生活の穏やかさに比例して私の性格も穏やかになったんじゃないかなぁと思うんですよね( ´∀`)
自分基準で他者に求めるものも大きかった
私の場合、働いていた時は顧客相手の営業をしていたので、顧客に対しての接客の仕方というものにはかなり気を使っていました。
しかも単価の大きなものを売っていたこともあり、顧客の満足度をいかに上げるかということを常に追求しながら仕事をしていました。
そのため営業成績はいい方だったんですよ〜
しかし、その分自分が顧客になった時に、相手側に求める期待度が高くなりすぎるということはあったなぁと今では思います。
もう完全に自分基準で相手のことも測っていたんですよね。
そのため、自分が思う基準ではないと相手に対して不満を感じてしまったりしていました。
夫も同じくエンドユーザー相手の仕事をしているので接客に対しては割と厳しい方だと思いますが、もともと優しい性格なので表に出すことはほとんどありません。
そのため、不満をあらわにしてしまう私に対して夫はもっと大人な対応をしていましたね。
セミリタイアして思考回路が明らかに変わった
そんな中、最近は私が他者に対して不愉快になることがほとんどなくなったので、逆に夫の方が不満を口にするケースも多くなってきました。
私も一応同調はするんですが、心の中ではそんなに怒ることかなぁと思っていたり。
もうなんか以前とは思考回路が変わってしまった感じなんですよね。
例えば、態度の悪いバイト店員に対して以前であればバイトとはいえ賃金をもらって働いている以上客に不愉快な思いをさせるのは許されないと思っていました。
そのため、クレーム入れないまでも不愉快であるという態度は示すようにしていました。
それが今では、
あんなしかめっ面で接客しているってことは仕事が楽しくなのかな
ってことは楽しくないのに働かなくてはいけない理由があるんだろうか?
それともプライベートでいやなことがあった?
とその子のことを色々勝手に想像してしまって、なぜか不愉快な感情や怒りの感情はあまり湧かないんですよね。
自分自身に余裕があると他者にも寛容でいられる
以前からセミリタイアして自分の性格が変わったということは感じていたんですが、今回のことでまた実感することになりました。
やはり、セミリタイアして自分自身に余裕が生まれると、他者に対しても寛容でいられるということかなぁと思っています。
特に、日本って圧倒的にお客様側の地位が高いって言いますよね?
接客業をしている方は、本当に毎日神経をすり減らしながら仕事をしているのではないでしょうか。
まぁ何でもかんでも寛容でいることがいいことだとも限りませんが、日本には寛容さが足りませんからね。
上記のように客に対して横柄な態度を取るのはもちろんNGですが、客側も横柄なのは許されないし、過度なサービスを要求するのもダメですよね。
もうちょっとみんなが余裕を持って暮らせたら、今よりもっとみんなが暮らしやすくなるんじゃないかと思っています。
昔の自分にも言ってやりたいですね〜
もっと余裕を持てと
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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