最近、実母からよく電話がかかってきます。
家や近所であったことや親戚のことなどを聞いているとあっという間に1時間くらい経ってるんですよね(笑)
基本母の独壇場なので適度に聞き流しながら付き合っているんですが、それまで私が仕事が忙しくてなかなか会話ができなかった分、今はたくさん会話しようと思っています。
そこでふと思い出したことが。
以前に何かの本で読んだ価値のある会話についてなるほどな〜と思ったんですが、逆に価値のない会話としてあげられていた内容が、まんま母の話じゃありませんか!
価値のある会話とは
その本では確かざっくりこんな感じのことを言っていた覚えがありますが、詳しくは覚えていないので私の考えも入れながら順位をつけてみました。
1番価値のある会話
お互いの知識を持ち寄って新たなアイデアを生み出す
まぁこれは価値という意味では納得ですよね。
こういった会話から問題が解決したり、全く新しいものが生まれたり。
しかし、人との会話の中でこういった話をする時って仕事の時か何か問題が発生した時であって、普段の会話ではあまり出てこないですよね?
価値があることが分かりますが、休みに友達に会った時にはもっとラフな会話がしたいなぁというのが本音です。
2番目に価値のある会話
自身の経験の話
これは仕事ではもちろん、友達間でも家族間であっても割と話す内容ですよね。
例えば仕事であれば先輩のやり方を教えてもらったり、取引先の特徴や過去のやりとりの話など。
プライベートであれば恋愛の話、子育ての話、介護の話など。
それぞれが身につけた知識を教えあったり自分以外の人がどうしているのかそれぞれの経験を聞くことは、限りある自分の時間を無駄にしないためにもお互いにとってとても価値のある会話だと思います。
次に、価値のない会話についてです。
価値のない会話とは
1番価値のない会話
第三者の話
「お隣の〇〇さん、△△らしいよ〜」
「聞いた?〇〇子△△なんだって!」
とかですね(笑)
でもこういった話、特に女性は大好きですよね。
母の話も多分7割がこの話題のような。
しかし本人の話ではない限りそれが事実かどうか分からないですし、この手の話は聞く側にとって有益な情報であることは皆無なんですよね(^_^;)
2番目に価値のない会話
最近の出来事
これもついつい相手に対して話してしまう人は多いのではないでしょうか?
「今日どこどこに行ったら〇〇さんに会った」等、特にオチのない話。
確かに、聞く側にとっては価値のある内容ではないですよね。
しかし、こういった他愛のない話をすることもコミュニケーションを取るためには必要だったりします。
早期リタイアしてから第三者の話が多くなった母
母も50代なかばで退職した早期リタイア組ですが、そのように自分の時間に余裕ができてから特にそういった第三者の話が多くなったように感じます。
まぁ働いている時は時間が貴重なのでそんな第三者の話を何時間もする暇がないということもあるんですが、やはり退職したことによって日々自身の経験が少なくなっているからというのもあるのかなぁと。
また、何より立場的に上記のような価値のある会話なんてする必要がないというのもあります。
もうお金もあるし後は穏やかに老後を楽しむだけですからね
本で紹介されていた価値のある会話とそうでない会話というのは、一見なるほどなと思うんですが、内容的にはどちらかというと
価値のある会話→自分や他者をより良くするために必要な会話
価値のない会話→コミュニケーションに必要な会話
という感じな気がします。
そのため、価値がないからと言っていらないわけではないんですよね。
実は価値のない会話ができる人こそ勝ち組
もっと言うと、
自分をより良くするのに必要な会話→現役世代に必要な会話
コミュニケーションに必要な会話→退職世代に必要な会話
となるのかなぁと。
要は、世間で価値がないと言われる会話をする人は、すでに人生上がりの状態の勝ち組ができる会話なのではないでしょうか?
とは言っても、私もまだ現役世代なのでやはり第三者の話なんかは興味がないんですけどね・・・。
もちろん今は親孝行の一環として聞いているわけなんですが。
ただあくせく働く必要もなく、そんなふうに平和な会話ができる母はやっぱり人生の勝ち組なんだろうなぁと思います( ´∀`)
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