最近思うこと。
それは、
歳を取ると他者を批評したくなる症候群
というものが存在するということです。
これはなぜかと考えると、やはり経験者として下の者(特に若者)にアドバイスをしたくなるというのが大きいと思います。
そのため、決して批判したいとか意地悪でそういうことをするのではなく、良かれと思って自分の経験から批評してしまうんですよね。
ただ悲しいことに、それを求めている人はほぼいないというのが現実・・・。
ただの老害アドバイスと化しています。
まさに若者からしたら「リアルうっせぇわ」状態
少し前に流行った「うっせぇわ」面白いですよね。
特に「あなたが思うより健康でぇーす!」が秀逸すぎる( ´∀`)
つい最近私も実家に帰った時に1日1食もしくは2食にしているという話をしたら、それを聞いていた祖母から
そんな不健康な生活はいかん!!
と強く怒られました(笑)
まぁこれは愛があってこそだと分かっているのでそうだね〜今後はちゃんと食べるね〜と言っておきましたが、そんな今の常識を無視した年配者からのアドバイスというものは多く存在します。
そして、この「うっせぇわ」という歌がここまで多くの若者に受けたということは、いかに若者がいらぬ上からのアドバイスや固定概念の押し付けに疲弊しているかってことが分かりますよね。
若者に古い価値観のアドバイスは必要ない
常に時代の流行というものは若者(主に10代20代)が作っていきます。
20代の頃、会社の上司から
今時の若者が使う全然いいとか全然美味しいとかいう言葉が気になって仕方がない
本来は全然〜ないと否定に使う言葉だ
と言われたことがあります。
その時に私もそういった使い方をしていたので、上司に果敢にも
言葉というものは時代とともに変化するものではないですか?
変化しなければ今でも古文みたいな喋り方をしていないとおかしいですよね
と言い返した思い出があります。
上司も最初はムッとしましたが、私がずっとそういうキャラなのでその後は諦めて普通に接してくれましたけどね(笑)
このように、言葉もそうですが一般常識もライフスタイルも時代によって常に変化しているものなのです。
セミリタイア界でも老害アドバイスは起きている
そのため、30代40代になって若者の間違いを指摘する場合、本当にそれは間違いなのか?よくよく考えてみる必要がありますね。
もちろん法律違反など明らかな間違いの場合は指摘してあげるべきですが、それ以外の場合はもしかしたら自分の常識の方が間違っているかもしれませんよ〜
そして、この老害アドバイスというものはセミリタイア界でも起きているんですよね。
若者のセミリタイアに苦言を呈してみたり、やり方にイチャモンをつけてみたり。
こういうやり方を批判する系の人たちのことですね↓
やはり、今の50代と20代とでは働き方も生き方も考え方も違って当然です。
そんな中、20代が50代のセミリタイア達成者を批判することはなくても50代が20代のセミリタイアを批判することは結構あるんですよね。
これも年配者としての優しさももちろんあると思うんですが、もう時代が違うので若者にとっては参考にはならないのです。
そのため、下手なことを言うだけ嫌われるし老害だと思わて終わるのがオチでございます( ´∀`)
ただし、あまりにも無計画で自分で自分の尻拭いができなくなくようなものは流石に多少のアドバイスは必要ですね。
自分も老害おばさんにならないために
かくいう私ももうアラフォーに突入し、若者枠からセミリタイアおばさん枠へと移行しなくてはいけなくなってきました。
というか、多分今増えてきている若者セミリタイアさん達にとってはすでに立派なおばさんだとは思いますが(笑)
しかし、なるべく老害おばさんではなく無害のおばさんになりたいところですね!
自分が若者だったときには年配者が鬱陶しいと思っていたはずなのに、自分が年配者になるとついつい余計なお世話をしてしまうのは気をつけたいところです。
特に自分の方が資産が多いからと言って資産が少ない若い世代に上から目線でアドバイスする事は絶対にNG。
年齢を重ねただけ資産が大きいのは当たり前のことだし、どんどん手取り額が減っている状況で資産形成を頑張っている若者に対してそんな少ない金額でセミリタイア?・・・とかほんと何様って感じですよね。
ただ私もセミリタイアして3年目に突入し、先輩風を吹かせたくなって知らぬ間に他者を批評したくなる症候群を発症してしまうかもしれません。
そのため、私が上から目線の老害的なことを言い出したらぜひコメントで注意してくださいね!
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以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました(^ ^)/
コメント
逆に若者に媚びてなんかちゃらい感じのおっさんとかもそうとう気持ち悪いけどな
どっちもどっちか
媚びるのもおかしいですよね(^ ^)
お互い対等な立場で尊重し合えばいいんだと思います。
こんにちは。私もサイドFIRE、セミリタイアを謳う方に違和感を覚えるその一人です。
「バカの壁」「7つの習慣」に書いてあるように(内容は割愛)、経験・個人のバックグラウンドの違いから来るもの大きいでしょうね。もちろん歳の差が経験の差に大きく影響するのでしょうね。
失礼を承知の上ですが、若い方(アラサーの方)が「その額で、その動機で」セミリタイアと聞くと愕然と思うことは多々ありますね。その理由を数点思いついたのですが、その一つをこちらに書かせてください。
その背景として、そもそも言葉の定義の解釈自体にまず違いがある。私の調査・理解によるとセミリタイアはちゃんとしたFIREです。さらに若い方がセミリタイアという単語を使うときは比較的ネガティブな印象を受けます(例えば会社勤めが嫌だから等)。以前はセミリタイアはもっとポジティブである印象を持っておりました(収入面では仕事はしなくていいけれど、好きだから続けている等)。経済状況や新しい情報媒体の誕生で、言葉というのは時代によって変化するので、致し方がないです。大きな要因として日本の教育制度、30年のデフレ、少子高齢化等、すなわち日本自体の衰退が原因なのだろうという印象を持ちます。
さて、ここで教訓です。向こう10年、20年、30年、管理人さんのポートフォリオがどうなるのか、生活がどうなるのかにもよりますが、40歳、50歳になった時にアラサーの方のブログ・動画(等がまだ存在するのかはわかりませんが)を見て自分自身とどのくらい理解と変化に差があるのか。その時に何を思うのか。その未来を想像すれば、今のおっしゃっている「老害」というのをもっと理解することが出来るのではないかと思います。
Kenさん、コメントありがとうございます!
こういった反対意見もすごく参考になります。ありがとうございます(^ ^)
そもそも言葉の定義の解釈自体にまず違いがある。私の調査・理解によるとセミリタイアはちゃんとしたFIREです。
↓
FIREには明確な基準(生活費の25倍の資産)がありますが、セミリタイアは
セミ=半分、やや
リタイア=退職
という意味なのでイコールではないと私は思っています。
考え方はやはり人それぞれ違うので面白いですね(^ ^)
若い方がセミリタイアという単語を使うときは比較的ネガティブな印象を受けます(例えば会社勤めが嫌だから等)。以前はセミリタイアはもっとポジティブである印象を持っておりました(収入面では仕事はしなくていいけれど、好きだから続けている等)。
↓
これもまさに全く逆に私は感じていました!
今YouTube等で発信している20代の方たちはめっちゃポジティブに自由に生きるぞー!というエネルギーに満ちていますよ。
日本の教育制度、30年のデフレ、少子高齢化等、すなわち日本自体の衰退が原因なのだろうという印象を持ちます。
↓
これは本当にその通りで、今後実際に打撃を受けるのは40代より前の世代です。
そのため、私はどちらかというとリタイアするしないではなく、資産を作らなければ今後どんどん生活レベルを落とさざるを得なくなるので、今から落として資産形成をすべきだと思っています。
40歳、50歳になった時にアラサーの方のブログ・動画(等がまだ存在するのかはわかりませんが)を見て自分自身とどのくらい理解と変化に差があるのか。その時に何を思うのか。その未来を想像すれば、今のおっしゃっている「老害」というのをもっと理解することが出来るのではないかと思います。
↓
未来のことは分からないのでこればっかりは私にも分かりませんね汗
ただ、今の若者は決して無謀なことはしない、知識が多く得られる分どんどん賢くなっていると私は感じています。
また、今FIREやセミリタイアを目指している20代30代は収入の最大化と支出の最小化をはかっていますが、実際多くの一般人はセミリタイアに踏み切れないと思うんですよね(私の経験上)。
そのため、FIREが流行れば実際には資産形成ができる若者が増えるという構図になるのでは?と私は考えています。
国にとって困るのは、今後資産がないリタイア者が増えることです。
実際、今の時点でもすでに生活保護の多くは蓄えがなく経済的に自立できない高齢者が大半を占めており、逆に若年層の生活保護件数は減っています。
もちろん一部本当に低資産でセミリタイアを実行している人もいますが、ほとんどの方は若い分資産が低く見えても年月と共に増えていくので問題ないと思いますよ(^ ^)
今時のトレンド?は資産収入と事業収入を組み合わせることなので、資産収入にだけ頼る以前のスタイルよりも盤石な気さえしています。