先日、仕事で某有名ビジネスホテルに宿泊した時の話です。
そこには大浴場があったため、夜に行くと中国人と思われる方たちも数人いました。
脱衣室にいるときからちょとうるさいなとは思っていましたが、最近はもう慣れているので、中国人の場合は国民性のため仕方がないと思うようにしています。
しかし、お風呂場に入ると、15畳くらいの広さだったんですが、その中国人の方たちは、何とお風呂に入っている人と、洗い場の人同士でしゃべるんですよね(笑)
お互いの距離が離れているのと、シャワーの音に負けない声でしゃべるので、めちゃくちゃ大声になります。
そしてさらに、お風呂場なのでめちゃくちゃ響きます・・・。
もう耐えられないくらいの騒音だったのですぐに出たんですが、私も含めやはり日本人はおとなしいので、だれも注意をすることはありませんでした。
そんな状況で何も言えないチキンな自分にモヤモヤしつつ、数年前にヨーロッパのクルージングツアーに行ったときの事を思い出しました。
離れたテーブルの人とも普通に会話をする
その船はアメリカの会社のものだったんですが、割とハイグレードなこともあって、アジア系の人はほとんどいませんでした。
そんな中、食事のテーブルの隣にたまたま中国人らしき方たちが来て座ったんですが、ひとつのテーブルに座りきれなかったため、少し離れたところにあるテーブルに分かれて座ったんですよね。
日本人の感覚では、同じテーブル同士であれば普通にしゃべりますが、テーブルが3mくらい離れている別のテーブルの人としゃべるってあんまりないですよね。
しかし、その方たちは、その離れたテーブル同士でも普通にしゃべるので、生演奏が流れるダイニングスペースの中で、異様な空気を放っていました(笑)
私たちだけでなく、周りの欧米人の方たちも眉をひそめて迷惑そうな顔をしていましたので、みんなやっぱりうるさいんですよね。
せっかくの生演奏も中国語でかき消され、優雅な気持ちが台無しでした。
そして、近くに座っていた私たちも、同じグループと思われていないか不安で、全然食事が楽しめませんでした(-_-;)
海外に行くと、いつも同じアジア人として恥ずかしく思ってしまう
欧米の人たちにとって、日本人も中国人も韓国人も見分けがつきません。
多少言語の知識がある方であれば、しゃべっている感じで分かるかもしれませんが、やはり同じアジア人としてくくられるとこが多いように思います。
そうなると、そういったアジア圏以外のところで他のアジア系の人たちのマナーの悪さは、私たちにも影響があると言わざるを得ませんよね。
文化の違いがありますので一概にどの振る舞いが正しいとは言えませんが、“郷に入れば郷に従え”が基本だと私は思っています。
やはり、その場の雰囲気を見て、現地の人たちの振る舞いに合わせる努力をすることが重要です。
今回のお風呂場での出来事も、日本に来ている以上は日本式に静かに過ごすべきですよね。
おしゃべりするな!とは言いませんが、せめて、近くで普通の声でしゃべっていただきたいものです・・・。
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