私は基本贅沢はそんなに好きではなく、今の低コストな生活で十分満足できる毎日を送っています。
しかし、20代の頃から唯一譲れないのが住まいのクオリティなんですよね。
ただ、広さとか設備の充実とかはどうでもよくて、とにかく室内が新しいことが私にとっては重要でした。
これは、私が子供の頃ボロボロすぎる実家が恥ずかしくて、新しい家に強烈に憧れた過去が影響していると思っています。
リアルに崩壊寸前だった実家
私の実家の様子ですが、ザ・昭和の日本の家で屋根は瓦葺き、壁は土壁、床は畳という感じでした。
しかも、めちゃくちゃ古かったので床下が腐って穴がいている箇所があったり、傾きが原因で閉まらない戸があったり、さらに壁と壁の間に隙間ができて昼間はそこから光が差し込んでいるといった結構とんでもない状態だったんですよね(笑)
そんな状態なので断熱性も全くなく、夏は風通しがいいんですが冬は極寒となります( ´∀`)
また、小さい頃に一番嫌だったのがトイレが外にあったこと(しかもボットン・・・)
夜に一人ではいけないし、冬は寒いし臭いし毎回トイレに行くのが恐怖でした。
そんな状況だったので幼かった私はボロボロすぎる家が大っ嫌いで、新しくて綺麗な家に住んでいる友達が羨ましくて仕方がなかったんですよね。
そしてその影響か小学生のくせに家の本やインテリアの本が大好きで、そういった本を買ってもらって綺麗な家を想像して楽しむ子供になっていました。
私が住宅に携わる仕事に就いたのも、このことが影響していると思います
私の両親のお金の使い方
ただ、そんなボロボロすぎる家に住んでいた私の家族ですが、決して貧乏というわけではありませんでした。
夫婦共働きで外食にもよく連れて行ってもらったし、欲しい物もある程度は買ってもらっていた記憶があります。
要は、単に家にはお金をかけなかっただけなんですよね。
子供の頃は嫌で嫌で仕方がなかったボロすぎる実家でしたが、両親が家にお金をかけなかったおかげで子供2人奨学金なしで大学まで出してもらえたし、さらに母は50代前半でアーリーリタイアできたわけです。
そのため、今となってはすごく賢いお金の使い方だなと尊敬しています(^ ^)
ちなみに今は設備の整った新しい家を建てて優雅に暮らしていますよ
お金の使い方は人それぞれ!自分が幸せなことに使おう
とまぁこんな感じで、感謝しながらもやっぱりボロボロの家の呪縛からはなかなか解き放たれず、今でも素敵な家に住みたい願望は人よりも強い私です( ´∀`)
そのため、住居費だけはやはり今でも極端には下げられないんですよね
このように、人には色々な事情があって譲れない部分というのはあるのかなと思っています。
特に子供の頃のコンプレックスというのは強烈ですよね?
今はあえてビンテージ風だったり古民家や古団地のリノベ物件も人気がありますが、私はそもそもとんでもない古民家に住んでいたので、今でもインテリアはアンティーク系よりもモダン系が好きです。
ただ、最近YouTubeでも私の家のことを褒めてもらえることが多くなったんですが、これも子供の頃からインテリア本を読み漁っていたおかげだと思っています。
このように、今ではボロすぎる実家も糧になったと思っているので感謝していますよ♪
何が人生に影響するかホントに分からないですよね〜
今は辛い出来事も、もしかしたら将来役に立つかもしれませんよ
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以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
コメント
こんにちは!実家が古民家、めっちゃわかります!って言いたくて、コメントしました(^○^)
触るとポロポロ落ちる土壁!腐って踏むとムニムニする畳!!ペアじゃない窓ガラス!木枠の窓!!ボットン便所!!
私も建設業を目指したのは、実家のコンプレックスがあったのかもしれません…なんて
ちーさんのYoutubeも観てますが、インテリアが格好良くてセンスが成熟していて見習いたいです。
わぁ〜一緒で嬉しいです!!
ボットンはマジでやばいですよね笑
マリモコさんの実家も古民家なんですね(^ ^)もしかして建築業あるある??
でもそういった経験から家というものに人よりも興味があったと思うので、やはり幼少期の経験って人生に大きく影響するなぁと思っています(^ ^)