私は橘玲さん著の幸福の資本論に出てくる3つの資本
金融資本・人的資本・社会資本
の3つをバランスよく取り入れる人生というものを目指しています。
そのために私が具体的にしているのがそれぞれ
→資産形成してその資産に働いてもらう
人的資本=自己実現
→自分の好きな個人事業でお金を稼ぐ
社会資本=共同体・絆
→ビジネスによって多くの方と関わり納税&子供を育てる
ということになります。
FIREを達成しているならボランティアすれば?に対する回答
たまにFIREできるほどの十分な資産がある方に対してお金があるのに何で働くの?とか、時間を持て余しているのであればボランティアしなさいよとかそういった意見もあります。
しかし、この「働く」ことと「ボランティア」することには決定的な違いがあります。
それは、
働くこと→人的資本と一部社会資本を満たす
ボランティアすること→社会資本を満たす
という感じで、満たしてくれる資本が違うんですよね。
このように、働いていると人的資本を満たすことができるのです。
そして、限り人と関わるし納税もすることで同時に社会資本もある程度満たすことができるため、やはりボランティアよりも私も両方を満たすことができる「働く」を優先させたいと思っています。
また、私の場合は自分が生活するだけなら十分な金融資本がありますが、子供を育てるためには莫大なお金がかかるため、社会資本を満たすために人的資本もまだいるという感じですね(^ ^)
このように、人生で求めるものが多ければ多いほどその分多くの資本がいるということです
社会資本を満たしたい人はボランティアもアリ
このように、ボランティアというのは自分ではなく社会に対しての奉仕になるので、FIREをしてから全く社会資本が満たせないという方はボランティアや子供、動物、植物などを無償で育てるということをすればいいのではないでしょうか?
ただ、そもそも論として人的資本や社会資本がなくても十分幸せという人もいるわけです。
私の場合はどれも同じ割合必要なので資産も作るし仕事もするし子供も持ちたいんですが、中には金融資本さえあれば100%幸せという方もいるし、逆に無償で尽くす社会資本だけあれば100%幸せという方もいるでしょう。
そのため、この3つの資本がどのくらいの割合であると一番自分が幸福に感じるか?ということが一番重要なのです。
まずはそこを知ることからですね(^ ^)
まずは自分にとって今どの資本が必要か考えてみよう
リタイア界隈の場合、
[完全リタイアタイプ]→金融資本+人によってボランティアや寄付をすることで社会資本を満たす
[一定数働くセミリタイアタイプ]→金融資本+働くことによって人的資本と社会資本を満たす
という感じになるかと思います。
リタイア失敗でよく言われるやることがなくて辛いとか社会との繋がりがなくなって不安とかいう人は、人的資本や社会資本が自分の幸せに必要だったのにそれに気が付かずにリタイアしてしまったというパターンかなと思います。
そして逆に、そういった思想が全く理解できない人は人的資本や社会資本は必要としていないタイプと言えますね。
またセミリタイアの場合、上記のように人的資本や社会資本を満たすためにあえて働くパターンと、単純に資金不足で働いているというパターンの2つがあります。
この場合、前者の場合は資産がいくらになろうが働き続け、後者は資金不足が解消され次第働くことをやめるんでしょうね〜
私もまだ後者のパターンなんですが、子供に関する費用は正直まだ測れないのでいくらあれば安心か?などは難しいところです汗
参考になったなぁと思ったカテゴリーをクリックしていただけますと嬉しいです!
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
コメント
私も橘玲の大ファンです。FIRE達成者にとって「幸福の資本論」はバイブルですよね。
https://kozy-ogawa.tumblr.com/post/750415174860701696/
いいですよね!
私もこの3つの資本の考え方はすごくしっくりきました(^ ^)