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会社員として働く人のことを社畜というリタイア組に対して思うこと

アーリーリタイアについて
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管理人ちー

アラサーで会社員を卒業し、投資と個人事業でゆるく生きている管理人ちーです!
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その他著書「自由に生きるためにお金にも働いてもらうことにしました。」「ゆるFIRE」、YouTubeチャンネル「ちーのゆるFIREな日々」の運営、ダイヤモンド・ザイ、トウシル、AERA、CLASSY.、ananなどメディアにも多数掲載実績あり

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こんにちは!

シンプリストのちーです。

 

最近リタイアに成功した人たちのブログを検索して読むことがたまにあるんですが、その人たちがしばしば用いる“社畜”という言葉。

社畜とは、会社員など組織に属して働いている人のことを指します。

リタイアした人たちはそういった組織に属して働くことがいやで、そうなりたくないという気持ちから社畜という言葉を使うわけですが、まあそうなんだけど・・・と思いつつ、複雑な気持ちになるんですよね(´Д` )

 

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リタイア組と社畜組はお互いを認められない

若くしてリタイア生活を送っている、もしくはそれを目指している方のブログを見てみると、やはり会社に属して働くことに強い抵抗を感じている方がほとんどです。

だからこそ、その状況から抜け出すべくリタイア生活を目指すわけですが、そのなりたくない存在として会社員のことを社畜と表現するんですよね。

 

ただ、社畜と言う表現は会社員として働いている方からしたら気持ちのいい表現とは言えませんよね。

逆に、そういったリタイア組を馬鹿にするコメントをする社畜と思われる人もおり、当然両者は相容れないためお互いに罵り合っているような場面を時々目にするわけです。

 

今、私は今年いっぱいで会社員という肩書きを終え、一旦セミリタイアをする身です。

だからかもしれませんが、どちらの気持ちも分かるんですよね。

しかし、リタイアした人達は自分が自由を手にした代わりに、日本という大きなくくりの中では、社畜と呼んでいる人たちのおかげで成り立っているということを忘れてはいけないと思います。

 

リタイアした人は払う税金が圧倒的に少ない

リタイアしている方の生活スタイルを見てみると、ほとんどの方は独身であり、生活費はできるだけ切り詰めています。

ということは消費が少ないということですので、イコール払う消費税も少ないということになります。

そして、収入が少ないということは所得税や住民税も比例して少なくなり、社会保険料も安くなりますよね。

 

国の税収の半分以上を消費税と所得税が占めていますので、その両方の負担額が会社員として働く人より少ないということは、やはりかなり税金面では国に貢献していないと言えます。

そして、このように貢献していない人が増えれば国は機能しなくなってしまいますよね。

ということは、社畜と罵っている真面目に税金を納める会社員がいないとセミリタイア生活も成り立たなくなるのです。

 

年収890万円未満は日本にとってはお荷物!?

とは言っても、そのような納める税金が少ない人に会社員がマウンティングをしていいのかというとそうではありません。

プレジデントオンラインの記事に出ていた数値ですが、世帯年収が890万円未満は社会的に受ける恩恵のほうが大きくなるというのです。

外部リンク:年収890万円未満は”社会のお荷物”なのか

 

正直えぇ!?ほんとに??と思いましたが(笑)

世帯年収が890万円超えている方って割合的にはそんなに多くないですよね。

ということは、それ以上の高額納税世帯と国債を積み重ねることによって何とか日本は成り立っているということです。

 

そうなってくると、年収が890万円未満であれば会社員として真面目に働いていたとしても、納税額が少ない方を非難する資格はないんじゃないですかね?

たまに、生活保護を受けている方や政治家に対して自分たちが払った税金を使って云々という人がいますが、年収が890万円未満であれば払った税金は全額自分に帰ってきていることになるので見当違いということになります。

極端な話これを言っていいのは、年収が890万円以上の高額納税者のみってことです。

 

社会には2割の働かない者が必要

生活保護を受けている人や早期リタイアした人たちは、はっきり言って日本という国にとってはお荷物ですよね。

しかし、こういった組織には必ず一定の割合で役割が決まっていると言われています。

よく例に出されるのが、働きアリの法則と呼ばれるものです。

 

働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。

働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている。

よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。

よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、全体としてはまた2:6:2の分担になる。

よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。

サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。

 

この法則は様々な場面で見られる法則だそうで、日本という大きなくくりでも会社という小さなくくりでもこの法則が見られます。

これが自然の摂理だとしたら、今の働かない人を排除したとしてもまた新たな働かない人が生まれるだけなので、今の働かない人も必要な存在だということです。

 

自由に生きる2割の人たちはせめて感謝の気持ちを忘れないで欲しい

ということで、まとめると人間の社会も働きアリの2:6:2の法則にバッチリ当てはまっており、現在の日本の状況に当てはめると以下のようになります。

 

良く働く2割=世帯年収890万以上の人=日本社会を支えている偉い人

普通に働いている(時々サボっている)6割=世帯年収890万円未満の人=日本社会を支えているわけではないがお荷物でもない大多数の一般人

ずっとサボっている2割=働いていない人=良く働く2割の人に支えてもらっている

 

そして、この割合は必ず維持されるという前提であれば、どこに属していようと必要ではない存在は存在しないということですね。

高額納税者も必要、生活保護者も必要、ということです。

 

ただし、よく働く2割の人に支えてもらっている人は、やはりそのことに感謝の気持ちは忘れてはいけないと思います。

楽していることには間違いありませんからね。

そして、逆にそういう人たちを非難をしてもいけないということです。

どちらも必要不可欠な存在ですからね( ^∀^)

 

以上、

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

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