さて、このブログではなるべく若いうちに3000万円の資産形成をすすめていますが、3000万円という額はセミリタイアするための軍資金としても最低必要な金額となります。
もちろんその人の家族構成や生活水準によって変わりますが、既婚でパートナーが会社員の場合はだいたいこのくらいあればギリですが何とかいけます。
ソースはこの私( ´∀`)
では、
独身の場合は?
子供がいる場合は?
50代の場合は?
等、色々な状況の場合はどうなのかということも気になりますよね?
ということで、ある程度前提条件を設けた上でそれぞれの場合でいくら必要なのかシミュレーションしてみましょう!
シミュレーションをする上での前提条件
セミリタイアの定義
生活費の半分を配当金、半分を労働で賄う状態
完全リタイアの定義
生活費の全てを配当金で賄う状態
投資の定義
・キャピタルゲインは一切考慮しない
・インカムゲイン(配当金)は資産に対して3%とする
生活費の目安
独身:年間200万円
夫婦:年間360万円
子供がいる場合:一人当たり3000万円追加(生活費・教育費等全ての合計額)
※生活費に関しては少ないと思われる方も多いかもしれませんが、セミリタイアを目指している方にとっては妥当な金額かと思います
家族構成別必要なセミリタイア資金を算出してみよう
では早速、上記の条件をもとに様々な家族構成の場合でシミュレーションしてみましょう。
独身でセミリタイアする場合
生活費:200万円
必要な配当金:100万円
必要な資産額:100万円÷3%÷0.8(税金分)=4167万円
一応最低額は4160万円となりましたが、独身ということで万が一のことを考えるともう少し余裕をみておきたいところ。
ということで、やはり5000万円はあったほうが安心してセミリタイアに入れるのではないかと思います。
そして、完全リタイアの場合は単純に倍の1億円ということになりますね。
セミリタイア×会社員夫婦の場合(生活費は折半)
生活費:180万円
必要な配当金:90万円
必要な資産額:90万円÷3%÷0.8=3750万円
生活費折半という前提で考えると一人当たりは180万円となり、独身よりは少し楽になりますね。
さらにパートナーの扶養に入ることができれば年間20万円ほど費用が浮くので、生活費は160万円となり必要な配当金は80万円に。
これで再度計算してみると・・・
必要な資産額:80万円÷3%÷0.8=3333万円
ということで、夫婦で片方リタイアの場合は最低3333万円で可能ということになります。
完全リタイアの場合は6666万円。
セミリタイア×セミリタイア夫婦の場合
生活費:360万円
必要な配当金:180万円
必要な資産額:180万円÷3%÷0.8=7500万円
夫婦揃ってセミリタイアとなると扶養に入ることはできないのでそのままの計算となります。
一見大きな額に見えますが、2人で同じ目標に向かって走れるので達成は他と比べると早いかもしれませんね。
完全リタイアの場合は1億5000万円。
子供が2人いてセミリタイアする場合
独身(シングル):5000万円+3000万円×2=1億1000万円
夫婦片方セミリタイア:3333万円+3000万円×2÷2=6333万円
夫婦両方セミリタイア:7500万円+3000万円×2=1億3500万円
シングルは養育費の有無でも変わってきますが、ない場合だと1人で1億円以上の資金を用意しないといけないのでかなり厳しいかもしれません。
夫婦であれば、達成できる年齢は多少後ろ倒しになるかもしれませんが十分達成できる範囲内ではないでしょうか?
子供がいるからと諦めなくても頑張ればいけそう!
子供1人ならよりハードルは低いですね
年齢によって必要な資金は変わってくるか
そして次に、年齢によって必要な資金は変わってくるのかについて考えてみたいと思います。
例えば、30代でセミリタイアするのと50代でセミリタイアするのとでは必要資金は変わってくるのでしょうか?
結論から言うと、いくつでも変わりません。
それは、このセミリタイア資金が資産から得られるインカムゲインのみで計算されているからです。
これが投資によるインカムゲインではなく単純に資産を取り崩すということになってくると話は変わってきますが、今回は資産を取り崩すわけではないんですよね。
ということは、30代で始めても50代で始めても必要資産額は基本維持したままセミリタイア生活は続けることになります。
例えば独身でセミリタイアする場合は5000万円の資産が必要なわけですが、配当金のみを使っていけばこの資産額は60代になっても80代になっても5000万円のままなはずですよね?
よって、基本的には何歳で始めても同じということになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
数字がたくさん出てきてややこしいかもしれませんが、まとめると以下の通りです。
資産額少
夫婦片方セミリタイア→3333万円
独身セミリタイア→5000万円
夫婦片方セミリタイア+子供2人→6333万円
夫婦両方セミリタイア→7500万円
独身セミリタイア+子供2人→1億1000万円
夫婦両方セミリタイア+子供2人→1億3500万円
資産額多
そして何歳から初めても必要な資産額は一緒ということは、少しでも早く上記の金額を達成した方がより長くセミリタイアを堪能できるということです!
まぁその分ハードルも高いわけですが・・・。
セミリタイアというと大体40半ばくらいで達成される方が多い印象ですが、中には20代で達成する人もいますからね(^_^;)
しかももっと大きな金額を達成している人も!
ほんとにすごい(@_@)
もちろん上記の金額は前提条件あってのシミュレーションにすぎないので、実際に考えている場合は自分の数字に置き換えて計算し直してみてくださいね!
まぁざっくりとした目安として見ていただければ幸いです。
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました(^ ^)/
コメント
こんにちは!
急ではございますが、実はわたくし6月末をもってセミリタイアに移行します(; ・`д・´)
10代20代の青春を棒に振ってきましたが、
これからが僕の人生のスタートです!
まずは実家に引っ越して生活費は最低限に抑えます、
そこからボチボチ自分がやりたい仕事を気の向くままに(^^♪
取り急ぎご報告いたします(‘◇’)ゞ
コメントありがとうございます!
えぇショウさんいつの間に!?
でもショウさんの資産状況なら全然余裕ですよね( ^∀^)
私もなるべく若いうちに自由になることこそ重要だと思っているので、この決断には大賛成です。
というか、内心なんでまだリタイアしないのかなぁと思っていました(笑)
これからしばらくはバタバタするかもしれませんが、その後の人生大いに謳歌してくださいね!
仲間が増えて嬉しい☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
まあ確かに実家に住んで自分の生活費を賄う程度なら全然大丈夫ですね(^^♪
ちーさんのブログを拝見させていただくようになっていろんなリアルが見れたり、
記事を読んで元気をもらったりしたのがリタイアに踏み切った要因です。
幸いにも実家に住めるのでそこもリタイアに踏み切った大きな要因の一つです。
今まで13年間勤めてきた会社を僕と、もう一人が同時に退職するので、ここ数日社内が騒然としていますww
今となってはそんな状況も密かに楽しんでおります。(性格悪いw)
16歳からいろいろと勉強させてもらった会社にはつくづく感謝しています。
けして無駄ではなかった13年間です。
まだ29歳の若造ですが、16歳から今まで青春を棒に振ってまで仕事に明け暮れてたので、
これからは慎ましく、のんびり、ゆったり生きていきます。
毎日犬と遊ぶのが楽しみです(#^^#)
これからもちーさんのブログを拝見させてください。
僕の人生の楽しみの一つとさせていただければ幸いです(*’▽’)
めちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます(つД`)
このブログを続けていて本当に良かったと思えました。
ショウさんは16歳から社会に出ていらっしゃったんですね!
ということは、年齢は私の方が上ですが社会経験は私より長いということですね(^_^;)
私も元々仕事は好きだったし何より資産形成のためには必須な時間だったと思うので、社会人として働いていた約11年はめちゃくちゃ貴重な時間でした。
そして、今はまたその次のステージに進んだという感覚です。
セミリタイアは決してゴールではなく、次のステージが始まったっていう感じですね。
しかし、資産があるからこそやりたいことが思いっきりできるという毎日は本当に最高です。
やっぱり一度の人生なので、やりたいことだけして生きていきたいですよね!