定年した夫が家にいても何もやらず、いるだけでストレス・・・。
これよく聞きませんか?
以前に義母から義母の妹の旦那さんがそうだという話を聞いたり、私の実父も家事なんてやっているところを見たことがありませんでした。
実際、こういった団塊の世代はちょうど分かれ道だったと思うんですよね。
仕事一筋で妻には家事育児を任せるタイプと、妻も働くようにはなったけど家事育児は妻の仕事という意識が抜けないタイプ。
どちらにしても、男性が家事をやるという概念はありません。
それが厄介(^_^;)
現役世代の夫が家事をしない問題はこちら↓
教育や環境の影響は大きい
ただ、やはり子供の頃からの教育だったり環境による固定概念はそうそう直せるものでもないんじゃないかと思っています。
特に歳を取るにつれて人は頑固になっていくものなので、今更家事をやれと言われてもって感じでしょうか。
ちょっと前に話題になったポテサラ問題も然り、母親というもののあるべき姿が今と昔とでは全く違うのに、それを理解できていないからこそ起きた事件ですよね。
今はそういう人を“老害”と言ってバッシングする流れになっていますが、自分の親を見ていても思いますが、70近くの人の考えを正すのなんてほぼ不可能だと思うんですよ。
それであれば、もうそこはまだ柔軟性のある若者の方が受け入れるしかないんじゃないですかね?
私も最近は両親に対してはそういう対応をするようにしています
また、定年した夫が家事やらない問題の根本としてそもそも定年したからといって夫が家事をしなければいけないのか?ということも私はちょっと気にかかるんですよね。
それはどういうことかというと、それまでずっと働いてきたわけですよね?
であれば、定年後は普通に休んでいいんじゃないかと思っています。
働いていないイコール怠け者は間違い
例えば最初に紹介した義母の妹の場合、夫は20代から60歳まで家族を養うためにずっと働いてきたわけです。
そして定年してやっとうちでしばらくゆっくりしようかなというところで、パートに行っている妻に怠け者扱いされるのはどう考えても可哀想じゃないでしょうか・・・。
気持ちは分かりますけどね(^_^;)
そもそも2人分の家事の手間ってそんなに大きくないですよね?
もう子供の手も離れているケースがほとんどだと思うので、今までずっと家事も育児もしていきた妻からしたら朝飯前だと思います。
それなのになぜ夫が家事をしないとイラつくのかといえば、自分が働いていて夫は働いていない状況なのに自分だけが家事をしているからではないでしょうか。
しかし、今は自分だけがパートをして働いているような気がしてしまいますが、働いていなくても収入がある夫を怠け者扱いするのは間違いです。
というのも、これって完全に働いていない=生産性がないと思う労働者マインドそのものだからです。
要は、夫は労働ではなく今まで積み上げてきた資本を使うステージに移行したに過ぎないのです
定年夫から毎月5万円もらえば全て解決!
まぁそれでもイライラするのは分かりますよ・・・。
しかし、今まで全く家事をしてこなかった夫に一から教えるのも面倒だし、本人がやりたいと言っているならまだしも嫌がっているのにやられせるほどのことではないと思うんですよね。
ではどうしたらいいかですが、これは毎度同じ結論で
お金で解決する
のが一番お互いにとってノンストレスで分かりやすい解決方法だと考えています。
老後になってからいきなりやれというのはお互いにとってめちゃくちゃ労力のかかるやりとりを必要とするので、それは諦めてやっぱりお金で解決するのが一番です。
金額は5万円が妥当。
私も現在夫から5万円で家事を引き受けていますよ〜( ´∀`)
どうしても夫に家事をしてもらいたいのであれば、最初からやってくれる人を選びましょう。
というか、義母の妹もそうですが大体の場合老後は夫の年金が主な収入源になっているのではないかと思うんですよね。
現在の年金暮らしの方の収入源は主に夫の年金16万円と妻の年金6万円の合計22万円程度と言われています。
ということは、実際にはもうすでに5万円分はもらっているも同然かもしれませんよ!
生涯でどれだけ貢献してきたかを考えてみよう
それでも妻側の本音を言うと、「働いて疲れて帰ってきた妻にさらに家事までさせるのはかわいそうだ」と自主的に家事を引き受けてくれる夫を期待しちゃうんですよね・・・。
しかしプライドだけは激高なこの世代
思ったとしてもなかなか家事はやってくれませんよね( ´Д`)
しかし、事実として夫は働いてきた何十年分に加えて年金収入もあるわけなので、生涯での収入はパート主婦の比ではないはず。
しかも夫の年金を一緒に使わせてもらう予定なのであれば、家事くらいはそのままやってもそこまで不平等にはならないんじゃないでしょうか?
完全な共働きで同収入なら別ですけどね(^_^;)
もちろんパート主婦をしながら家事に加え子育ても全てしてきた!というのであれば、パート主婦である妹さんの方が家庭での貢献度は高いのかもしれません。
しかし、もしそうなのであれば老後の完全に凝り固まった後ではなくその段階でしっかり分担を提案すべきです。
まぁ色々言いましたが、結論としては凝り固まった団塊定年夫に今さら家事をやらせるのはお互いに骨が折れまくるのでやめたほうがいいということです(笑)
どうしてもストレスが溜まるのであれば、夫の年金を使って友達と旅行や食事に行って発散するか、思い切って熟年離婚しちゃいましょう!
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました(^ ^)/
コメント
昔は逆に男が台所に立つと怒られるって感じだったみたいだからなあ
dedsさん、コメントありがとうございます!
やはりそういう教育をされてきた人に今更男も家事をやれっていうのはかわいそうですよね。
その時代の男性は“家族を守る”という意識も人一倍高く、社会でずっと戦ってきたわけですから。
お互いプライドが高かったんだろうかね?私の家事に不満でもあるのかみたいな
お手伝いレベルは必要じゃないですか?
ご飯は弁当で何とかなりますけど。
80過ぎたらお互いにどっちかが病気や手術で入院などがでてくるので、普段やらないにしてもできるようにはしとかないとやばいです。
お嫁さんが同居してるなら妻の代わりにさせられるかもしれません。
どこに何があるか覚えてもらうためにもまんべんなく多少は必要かも。
あとは身の回りのことを自分で準備できるように普段から最低限してもらわないと、家事をずっとやってきた妻の夫ほど冷蔵庫から水すら自分でとらないパターンとかね。
確かに骨がおれるけど小学生とおもってやるしかないっす。
けーとさん、コメントありがとうございます!
そうですね、本当はそうなんですが・・・。
私の父も全くこのタイプで家事は一切しないんですが、今までもやるように言ってはみたものの、やはり子供とは違って教育をし直すということは無理と判断いたしました笑
ただ、実際に母が介護状態になって家事どころか母の介護もしなくてはいけなくなった時には、子供の勝手な推測ではありますが、父は出来る限り頑張って母のことを介護しようとするんじゃないかなぁと思っています。
もちろん無理な部分は子供たちなり公的サービスでサポートするんですけどね(^_^;)