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やはりFIREは誰もができることではない

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管理人ちー

アラサーで会社員を卒業し、投資と個人事業でゆるく生きている管理人ちーです!
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その他著書「自由に生きるためにお金にも働いてもらうことにしました。」「ゆるFIRE」、YouTubeチャンネル「ちーのゆるFIREな日々」の運営、ダイヤモンド・ザイ、トウシル、AERA、CLASSY.、ananなどメディアにも多数掲載実績あり

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「FIRE」という概念は、2、3年前にすごく注目されて世間的にも認知されましたよね。

そして、その後FIRE卒業が話題になったり、FIREに関してのネガティブ記事なんかも出てきて少し下火になり、現在は一部の本当に目指している方だけが残っている印象です。

 

そんな中でふと思ったんですが、FIREってかの有名なマズローの欲求5段階説の段階を無視してるんですよね。

だからこそ、金銭的な理由以外でも多くの人にとって向いていないのではないかと。

今回はその件について、ちょっと深掘りしてみたいと思っています!

 

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マズローの欲求とFIRE

まずマズローの欲求5段階説とは、人間の欲求は「生理的欲求」、「安全の欲求」、「社会的欲求」、「承認欲求」、「自己実現欲求」の五段階に分けることができ、それぞれの欲求が積み重なって1つのピラミッドを構成しているというもの。

出典:PARADOX創研

 

そして、下2段の

生理的欲求=衣食住など生命を健全に維持するために必要なもの

安全の欲求=警察や消防、行政によって適切に生命が守られる

は、日本に住んでいる限り、ほぼ全員満たすことができているかと思われます。

 

そのため、それ以上の欲求である

自己実現欲求=自分自身が理想とする姿になること

社会的欲求=生きるコミュニティ内で必要とされること

承認欲求=生きるコミュニティ内で多くの人に認められること

を人々は満たすために日々色々な活動をしているって感じですね。

 

ということは、FIREというのは経済的に自立して早期退職なので、完全に退職した場合ボランティア活動などを積極的にしない限り社会的欲求と承認欲求は満たしにくくなるわけです。

ただし、一番上の自己実現欲求は、ある意味FIREという自分の理想の姿を実現させていると言えますよね?

そのため、FIREというのは真ん中の社会的欲求と承認欲求をすっ飛ばして自己実現欲求を満たすというかなり特殊な状態なのです。

 

生活保護とFIREの違いは自己実現があるかないか?

このように、FIREというのは本来社会的欲求、承認欲求が必要ない人にのみ実現できることなんですが、これらの欲求が必要ない人にとって、もっと簡単に下2つの生理的欲求と安全の欲求のみ満たす方法がありますよね?

管理人ちー
管理人ちー

そう、生活保護です

 

実際、生活保護並みの生活なら自分で頑張って資産を作らずに最初から生活保護でよくね?って言う人もいます。

しかし、それでも生活保護ではなく自身の金融資本で自立するFIREを目指している人がいるのはやはり

生活保護=決められた範囲の中で生きなくてはいけないし一部制約がある

FIRE=自分の目指すレベルに自由に設定できるし制約もない

ということだからなのかなぁと。

 

要は、生活自体は似ていても生活保護とFIREが決定的に違うのは

自己実現欲求を満たしているか否か

ではないでしょうか。

 

生理的欲求と安全の欲求のレベルというのはそれぞれ違うので、リーンFIREもファットFIREもいます。

ファットはもちろん生活保護では無理としても、生活保護でも代替可能なリーンFIREが存在するのって普通に考えたら不思議じゃないですか??

 

もちろん受給するのにハードルがあるとか手続きが面倒とかあると思いますが、数千万円ものお金を貯める手間を考えたらそちらでうまくやったほうが効率的に決まってます。

しかし、それをやらないのはやはり生活保護では自己実現欲求を満たせないからではないかと思っています。



マズローの段階を無視したFIREができるのは一部の人だけ

このように、FIREというのは5段階のピラミッドの2段目と3段目がない特殊な状況と言えるんですよね。

ただし、マズローさんによるとこれらの欲求は基本下から順に満たしていくものとのこと。

 

つまり、真ん中2つの欲求を通り越して一番上を満たしているFIREは、普通ではないがゆえにFIRE卒業とか失敗とかが出てくるんじゃないですかね??

結局、普通の人には社会的欲求も承認欲求も必要なのです。

 

そのため、いつも同じ結論に辿り着きますが、多くの人にとって最適解なのはやはり、適度に働くことによって社会的欲求と承認欲求も適度に満たせるサイドFIREじゃないかと思っています。

FIREに向いている人サイドFIREに向いている人
さて、先日やっぱりサイドFIRE最強説というのを唱えたんですが、これは多くの方にとって向いているのがこちらというだけで全員が全員そうというわけではありません。 実際、サイドFIREが向いている人もいればFIREが向いている人もいるわけです。...

 

実際にFIREと称していても完全に退職をしている方は実は稀で、事業をやっていたりブログやSNSなどで活動をしている人がほとんど。

管理人ちー
管理人ちー

そのため、ネット界隈でのFIRE論は全部エンタメとして楽しむ程度がちょうどいいですよ〜( ´∀`)

FIREをそんなに神格化しないほうがいいと思うんだけど
ちょっと前にFIRE卒業というワードが話題になってから色々な界隈でネタにする人が多いみたいですね〜 FIREとは何か 本物のFIREとは あいつは自称、俺みたいなのが本物! みたいなのが出てきたり。 最近はFIREって国家資格だったけ?と思...

 

私自身、社会的欲求も承認欲求もある程度必要な普通の人なので、FIREは一生できないと思っています。

このように、自分は普通の人だという自覚がある方は、社会から引退するFIREは一旦考えたほうがいのかもしれませんね♪

 

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以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました♪

 

コメント

  1. ぽん より:

    ちーさん
    こんにちは。私も同じようなことをちょうど考えていました。
    きっと資産が出来てfire出来たとしても、それだけでは満たされないものが人間あるのだろうなと思います。
    贅沢な話ですが、自分の存在意味を考えてしまうのかなと。
    それが自己実現欲求なのでしょうね。仕事を少しでもすることで人はそれを満たすことが出来るのかもしれないですね。
    fireしても幸せと感じられなければ意味がないですもんね。
    自分が一番心地よいところを考える必要があるのでしょうね。

    普通の思考の人にはサイドfireがちょうどいいもかもしれませんね!
    とても府に落ちました☆

    • 管理人ちー 管理人ちー より:

      コメントありがとうございます(^ ^)
      ここ数年FIRE達成者を見てきましたが、やっぱり完全退職ではなく何かしら仕事をしている方の方が圧倒的に多いので、そういうことなんだと思います。
      ほんと幸せになることが目的で、FIREはそのための手段でしかないですね♪

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