FIREやセミリタイアについての記事は今までいくつか書いてきましたが、今回のタイトルである
男性は既婚セミリタイア
女性は独身セミリタイア
が幸せになれる可能性が高いという結論に達しました。
もちろん性質としてその傾向が強いというだけで、万人に当てはまるわけではないですが・・・
データ上の真実は知っておいて損はないかなぁと思っています( ´∀`)
男性が既婚セミリタイアに向いている理由
まず一つ目の理由は、以前に書いたこちらの「なぜ日本の女性の自殺率は高いのか」で語っている通り、男性は独身の場合異常に早死にしてしまうから。
ちなみにこちらにも数字を載せておくと、2020年の人口動態統計を基に計算すると死亡年齢の中央値は
既婚男性約82歳
既婚女性約79歳
未婚男性約67歳
未婚女性約82歳
となっており、独身男性が突出しているのが分かります。
理由は、1人だと食生活が乱れやすかったり、病気に気が付きにくかったりするからみたいですが、女性の場合は独身でも長生きしているので、そのへんの管理が女性に比べて苦手と言えますね。
そのため、管理が得意な女性と一緒にいたほうがいいわけです。
そして2つ目の理由は、もうひとつの「そもそもなぜ男性は圧倒的に死にやすいのか」で語った通り男性は他者に助けを求めるのが苦手なため、自分の家族というセーフティーネットを持っておいたほうがいいから。
これには男性ホルモンのテストステロンが影響しているらしく、下記記事でも
テストステロンの低下は、人間の闘争本能や孤独願望を下げ、親切で協力的になることと関連している
と書かれています。
このように、コミュニケーション能力と男性ホルモンは密接に関係しているので、男性ホルモンが多い男性はより孤独になることを意識的に防ぐ必要があると言えるんですよね。
女性が独身セミリタイアに向いている理由
でですね、女性の場合はというとシンプルに男性と逆だからなんですが、上記の数字を見ての通り女性の場合はなぜか未婚の方が長生きだから。
ただし、そこまで大きな差はないのでここはどっちでもいいのかなと思います。
2つ目は、女性は男性ホルモンが少ないがゆえに人と助け合いができるため、必ずしも結婚という形で自分の家族を作る必要がないから。
実際、女性は結婚しなくても実家を頼ったり、独自のコミュニティーを築いたりしますもんね
ということで、女性の場合は独身が向いているというよりは、どちらでも割と大丈夫ってことなんですよね。
つまり、女性は男性に比べて結婚の有無にあまり影響されないのです。
ただし、セミリタイアしたいという願望のある女性は自由を重視しているはずなので、そうなるとやはり独身のほうが向いていると言えるのかなぁと。
そのため、女性の場合は価値観の合う人がいれば結婚してもいいし、いなければ結婚しなくてもいいって感じですね〜
ただし、じゃあなぜ現状多いのは
男性は独身セミリタイア
女性は既婚セミリタイア
と逆の状態になっているのでしょうか?
それは、結局どちらも難易度が高いという点に尽きます。
結局どちらも難易度が高いため少ないのが現状
男性の場合、既婚セミリタイアの方が向いているのに少ないのは、セミリタイア希望の男性と結婚したい女性が少ないからですよね。
結局女性は競争から降りた男性より競争中の男性が好きですから
これは本能的なものなので仕方がありません・・・
そして女性の場合、独身セミリタイアが向いているのに少ないのは、下記記事「女性は独り身セミリタイアには向かない」でも書いたように、収入が男性と比べて少ない上に極端に生活費を落とせないからですね。
このように、本当は男性は既婚セミリタイアのほうが向いているのに実態は独身セミリタイアのほうが多く、逆に女性は独身セミリタイアのほうが向いているのに既婚セミリタイアのほうが多い状況なわけです。
このように残念ながら逆になってしまっているため、現状できる解決策としては
男性・・・食生活や健康に気をつけて、孤独にならないようにする
女性・・・収入を増やして独身でも既婚でも生きていけるようにする
って感じになるのではないでしょうか?
セミリタイアを目指す上で少しでも参考になれば幸いです♪
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以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました♪
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