私の友人に、正社員ですが30代半ばにして手取りが20万円以下の独身女性がいます。
そして職種からして今後もずっとその額で推移しそうとのこと。
そのため、将来が不安だといつも言っています。
私も今流行りの貧困女子だよね〜
と言うのでその貧困女子について調べてみると、非正規雇用で働いている手取り10〜15万円くらいの女性のことを言うようです。
ということは友人は貧困女子というほどではないんですが、事務などあまり昇給が見込めない職種についているといくつになっても余裕のある暮らしというものはできないですよね。
実際、現在独身女性の3人に1人が貧困に苦しんでいるんだとか。
そしてYouTubeで貧困女子の実態なる映像がいくつか出てきたので見てみると、中にはそりゃ貧困になるでしょ・・・というパターンも結構出てきました。
ある貧困女子の実態1
・月手取り12万円
・一人暮らし家賃44,000円
この方は元々正社員だった会社が倒産し、その後正社員の職が見つからず派遣社員を続けているそうです。
派遣ということで昇給も見込めず、いつクビを切られるかという不安も常にあるとのことでした。
貧困女子の場合このパターンが結構多いのではないでしょうか?
派遣となるとまとまった額のボーナスもないと思うので、これで一人暮らしは正直きついですよね。
ただ、私もやろうと思えば月10万円で暮らせる自信があるので、そうすれば何とか月2万円の貯蓄はできそうです。
これに加えて今はスマホさえあれば副業も出来ちゃいますよね?
単発のバイトやポイントサイトなどを駆使して月に3万円でも稼ぐことができれば、合計で月に5万円も貯蓄出来ます。
ということでまず生活防衛費として100万円ほど貯まったら、その後は楽天カードを使って投資信託を買っていけば将来の不安もかなりなくなるんじゃないかなぁと思うんですけどね。
ある貧困女子の実態2
・月手取りアルバイト10万円、夜40万円の合計50万円
・一人暮らし家賃不明
・奨学金第二種が400万円あり
この方はかなり特殊なケースかもしれませんが、内定が決まっていた企業の初任給が17万円で、これでは奨学金を返していけないと内定をけって夜の仕事(AV・風俗嬢)に進んだとのこと。
確かに奨学金400万円とはかなり大きい金額ですが、それで夜の道に行ってしまっては元も子もないような気がするんですけどね・・・
実際初任給で17万円は決して珍しいパターンではないですし、この後少しずつでも給料が上がっていけば400万円は返せない額ではありません。
それなのになぜいきなり夜の道という極端な選択をしてしまったのかは謎ですが、今は若いからいいものの、歳を重ねるにつれて色々と厳しくなっていく未来が想像できますよね。
この方の場合、今しか見えていないというのが一番の問題点かなと思います。
会社員の道を捨てて夜の道に行けば最初は稼げるかもしれませんが、自分が50代、60代になった時のことまで想像できているのか?
そして自身の女性としての未来(結婚・出産など)についてどう考えているのか?
もっと言えば、第二種で奨学金を借りる状況での大学進学は本当に必要だったのか?
私は大学進学は今の時点では有効であると考えていますが、それには
ある程度偏差値が高く有名校であること(短大やFランは×)
奨学金は第一種で借りられる場合のみ利用すること
の2点を満たしている場合のみです。
この方の場合はこちらを満たしていないので、大学へは奨学金を借りてまで行く必要はなかったと言わざるを得ないですね。
非正規というのは大した問題ではない
そしてこれらの貧困女子を見ていて思ったのは、“非正規雇用”という日本における働き方がこういった貧困女子を増加させたと思わせる内容になっている場合が多いんですが、私はそうは思わないんですよね。
実際私は正社員という地位を獲得しましたが、結局10年ちょっとで会社は辞めてしまいました。
今思えば、正直正社員である必要はなかったと思っています。
逆に、若いうちであれば派遣社員の方が時給換算すると高い場合も結構あるんですよね。
そのため、私のようにずっとその会社で働く意思がないのであれば逆に高時給の派遣などで働いた方が効率がいいと言えます。
というか、これからは正社員であっても終身雇用が約束されるわけではなくなってきていますよね?
ということは、正規非正規関係なく、自分自身で身を守る術を身につけていかなくてはいけないと私は思っています。
そのためにはやはり自分の分身となって助けになってくれる資産を作ることが重要なんですよ!
どんな場合でも貧困から抜け出す道はある
ということで上記で紹介した2名の事例の場合、どちらの場合も今は生活が苦しく将来の不安があるかもしれませんが言ってもまだ若いです。
私からするとまだまだこれから立て直しは十分できると思っています
事例1の場合で言うと、前にも書きましたが収入をあと月3万円増やし月5万円投資信託の積み立てをしていくことです。
そうすればもし仕事が見つからない期間ができたとしてもある程度は食いつなぐことができるし、老後の資金としても役に立ちます。
事例2の場合で言うと、今月50万円という高収入を得られているわけですがそれでも月10万円で生活し、奨学金を返し終わったら残りの40万円を全て貯蓄に回して40代以降に備えるべきですね。
というか毎月40万円貯蓄ということは年間で480万円も貯蓄できちゃうので、1年で奨学金は返せちゃいますよね?
そしてそれから10年後の37歳には資産4800万円ですよ!
もうこれだけあれば昼の仕事だけで十分安心して暮らしていけるのではないでしょうか。
このように“貧困女子”と呼ばれる動画をいくつか見ましたが、私からしたらやりようによって十分抜け出せると思えるものばかりでした。
ただ、その方法が分からないというだけなんだと思います。
実際には単純に「収入>支出にしてその差額を積み立てていく」というだけの話なんですけどね(^_^;)
こういった貧困女子と呼ばれる非正規で働く人たちは半ば諦めている感じの方も多いように思いましたが、非正規であるということは正直何の言い訳にもなりません。
今からでも全く遅くはないので、すぐに貯蓄をはじめて心の安定をもたらしてくれる資産を作っていって欲しいですね( ̄∀ ̄)
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
コメント