さて、少し前にヤフーニュースに載った時のことを書いたんですが、その時のコメントで
たった3000万円でセミリタイアなんて無謀すぎる
という意見も多かったんですよね。
ただ、最近だと3000万円未満でセミリタイアする人も増えてきているので、これでは本当に少ないのか?ちょっと改めて考えてみたいと思います。
今話題のトリニティスタディをベースに考えてみる
今一番リタイア・FIRE界隈で盛り上がっている?のがトリニティスタディ(4%ルール)ですよね。
これによると、必要な生活費の25倍の資産(ただしうち75%以上を株式に投資)があればFIREできるとしています。
この件に関しては以前に別記事で詳しく書いているので省きますが、私の場合この定義に当てはめるとすでにサイドFIREを通り越してFIREできる域に達してしまっています。
しかし、私の場合は独自に40倍と設定しているので今はまだ半分Financial Independence(経済的自立)の状態だと思っているんですけどね
ということは、このトリニティスタディで必要とされている資産額の2倍の資産を用意してセミリタイアしたにも関わらず無謀だと言われいるようなものなんですよね。
まぁ実際に25倍で完全FIREはちょっと無謀かなと私も思うんですが、私の場合はあくまで“セミ”ですから。
コメントの内容的に完全FIREと勘違いしている人もちらほらいる感じはしましたけどね
実際にセミリタイアしている人の資産額で考えてみる
次に、実際に今セミリタイアを達成している人がいくらでセミリタイアに踏み切ったか見てみましょう。
今回は私も登録しているブログ村のセミリタイア生活のカテゴリの中で
- 実際にセミリタイア済み
- セミリタイアを開始した時点の資産額
- 完全リタイアの場合は資産半分で計算
の3つを満たしている方約10人の平均値を出してみました。
すると・・・
なんと2925万円!!
ということは、3000万円の私はちょうど平均値ということに。
年齢は30代前半〜40代後半ということで、やはり私はちょうど真ん中あたりな感じだということが分かりました。
ただ、ちょっとびっくりしたのが資産を公開している方って意外と少ないんですよね。
そのため、本当にこの金額が平均値なのかは分かりません!
てか資産額から家計簿まで全て晒している私ってちょっと大丈夫かなと不安になってしまいました・・・
ただ、基本は生活費が低いと資産も低いという感じで生活レベルと資産額はリンクしている方がほとんど。
結局、全てのベースはそれぞれにかかる生活費によって変わってくるということですね。
セミリタイアのリスクに年齢は関係あるのか考えてみる
また、コメントの“その若さで”というワードも引っかかりました。
というのも、セミリタイアのリスクに年齢は関係ないと思っているからです。
というか投資をする前提であれば若い方が有利だとさえ思っています
実際に、30歳3000万円でセミリタイアするのと50歳3000万円でセミリタイアするのとではどれだけリスクが違うのでしょうか?
もちろん単純に資産を取り崩していくだけであれば後者が圧倒的に有利です。
しかし、現在の私のように資産の約2.5%を取り崩して残りの2.5%を積み上げていく場合は、前者の方が圧倒的に資産額は増えていくはずです。
ただし、投資リスクの中で長く生きるということは暴落に遭遇する確率も高くなりますけどね。
しかし、ここも長期で見れば暴落しても回復しているので問題ないと考えています。
また資産のたった2.5%しか取り崩していないので、実際に暴落が起きて資産が半分になったとしてもセミリタイア生活が破綻するということは現実的にはかなり確率は低いのかなと思っています。
“セミ”であれば3000万円で全然余裕です
ということで、現在は生活費約150万円のうち半分の約80万円を資産収入、残りの約70万円を労働収入で賄うということにしているので、資産が3000万円あれば全然余裕です。
私自身セミリタイアして3年目になりますが今のところは資産も増えてますしね
ただし、これは私一人の場合の金額です。
やはり独身であったり既婚でも夫婦だけであればこれだけで十分なんですが、我が家のように子供を考えている家庭の場合は全然足りません。
そのため、子供がいる前提で考えるとこのセミリタイア資金も再度練り直さなくてはいけませんね。
ただ、まだいない以上1人になるのか2人になるのかでも全然変わってきますからね。
このへんは実際になってみてからでないとシミュレーションは難しいなと感じています。
まぁそれでもその時に備えて、今は収入を増やすということに注力していきたいと思っています!
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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