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私にマイクロ法人は必要なのか?最終結論出ました

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アラサーで会社員を卒業し投資と事業でゆるく生きているちーです!現在サイドFIRE5年目。
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さて、今までマイクロ法人については何度も検討し記事にもしてきましたが、やっと前提条件が固まったので最後のシミュレーションとして今回まとめてみました。

法人を作るべきか否かは本当にそれぞれの状況次第。

なのでこのシミュレーションが他の方に役立つのかは分かりませんが、情報としてシェアさせていただきたいと思います♪

 

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  1. 法人と個人事業の内訳について
  2. 事業所得200万円+配当所得120万円の場合
    1. ケース1:個人事業主1本で配当は分離課税
        1. 事業所得200万円にかかる各種税金と保険料
        2. 配当所得120万円にかかる税金
        3. 合計所得320万円にかかる各種税金と保険料の合計
    2. ケース2:マイクロ法人+個人事業主で配当は総合課税
        1. マイクロ法人にかかる各種税金と保険料
        2. 事業所得+配当所得320万円にかかる税金
        3. 合計所得320万円にかかる各種税金と保険料の合計
  3. 事業所得300万円+配当所得120万円の場合
    1. ケース1:個人事業主1本で配当は分離課税
        1. 事業所得300万円にかかる各種税金と保険料
        2. 配当所得120万円にかかる税金
        3. 合計所得420万円にかかる各種税金と保険料の合計
    2. ケース2:マイクロ法人+個人事業主で配当は総合課税
        1. マイクロ法人にかかる各種税金と保険料
        2. 事業所得+配当所得420万円にかかる税金
        3. 合計所得420万円にかかる各種税金と保険料の合計
  4. 事業所得400万円+配当所得120万円の場合
    1. ケース1:個人事業主1本で配当は分離課税
        1. 事業所得400万円にかかる各種税金と保険料
        2. 配当所得120万円にかかる税金
        3. 合計所得520万円にかかる各種税金と保険料の合計
    2. ケース2:マイクロ法人と事業+配当合計420万円
        1. マイクロ法人にかかる各種税金と保険料
        2. 事業所得+配当所得520万円にかかる税金
        3. 合計所得520万円にかかる各種税金と保険料の合計
  5. 事業所得500万円+配当所得120万円の場合
    1. ケース1:個人事業主1本で配当は分離課税
        1. 事業所得500万円にかかる各種税金と保険料
        2. 配当所得120万円にかかる税金
        3. 合計所得620万円にかかる各種税金と保険料の合計
    2. ケース2:マイクロ法人と事業+配当合計620万円
        1. マイクロ法人にかかる各種税金と保険料
        2. 事業所得+配当所得620万円にかかる税金
        3. 合計所得620万円にかかる各種税金と保険料の合計
  6. 事業所得999万円+配当所得120万円の場合
    1. ケース1:個人事業主1本で配当は分離課税
        1. 事業所得999万円にかかる各種税金と保険料
        2. 配当所得120万円にかかる税金
        3. 合計所得1119万円にかかる各種税金と保険料の合計
    2. ケース2:マイクロ法人と事業で配当は分離課税
        1. マイクロ法人にかかる各種税金と保険料
        2. 事業所得+配当所得999万円にかかる税金
        3. 配当所得120万円にかかる税金
        4. 合計所得1119万円にかかる各種税金と保険料の合計
  7. 最終結論!私には法人はいらぬ!!!
        1. 事業所得0〜100万円
        2. 事業所得200〜500万円の場合
        3. 事業所得999万円超の場合
    1. こちらの記事もおススメです!

法人と個人事業の内訳について

もし法人を作るなら、以前に下記記事でも言ったように資産管理会社にするつもりです。

そして、個人の方では今まで通りブログやYouTube等の事業所得と配当所得を計上したいと思っています。

またまたマイクロ法人について再検討中!
資産収入と労働収入のハイブリッドで生きるゆるFIRE後のおすすめの収入額は、以前にも記事にした通り 年収100万円で非課税世帯or扶養 年収200万円でiDeCo全力 です。 しかし、思いがけずもっと稼げてしまうこともあ...

 

そうなってくると、以前にした下記のシミュレーションでは現在ある事業所得の一部を法人に移す方法で計算したので、ちょっと内容が変わってきちゃうんですよね。

マイクロ法人を再検討!配当金を加味するとどうなるか
さて前回お話ししたように、配当控除の住民税申告不要制度が使えなくなるということは、すなわち配当金も配当控除を利用して総合課税に入れれば普通の所得と同じように計算されるということになります。 管理人ちー 私の場合は配当所得が使...

 

そのため、シミュレーション内容を

法人:個人の事業の一部を移して運用
個人:事業所得+配当所得

から

法人:個人資産の一部を運用
個人:事業所得+配当所得

というふうに変えて、個人事業主一本の場合と法人+個人の二刀流の場合でどう変わるのか?再度シミュレーションをしてみたいと思います!

 

事業所得200万円+配当所得120万円の場合

※金額は概算です

青色電子申告65万円控除あり

※数字は弥生の個人事業主のかんたん税金計算を利用して算出しています

※個人事業の方の社会保険料控除は前年も同じ年収として計算しています

※健康保険料は自治体によって変動します

※税理士費用は負担を公平にするため丸投げした場合を想定した金額としています

ケース1:個人事業主1本で配当は分離課税

事業所得200万円にかかる各種税金と保険料

※社会保険料33.3万円iDeCo80.4万円控除後

所得税0万円

住民税0万円

国民健康保険料13.4万円

国民年金保険料19.9万円

計33.3万円

配当所得120万円にかかる税金

約24万円

合計所得320万円にかかる各種税金と保険料の合計

約57.3万円

 

ケース2:マイクロ法人+個人事業主で配当は総合課税

マイクロ法人にかかる各種税金と保険料

法人住民税7万円

健康保険3.5万円

厚生年金9.6万円

税理士費用20万円

計40.1万円

事業所得+配当所得320万円にかかる税金

※社会保険料13.1万円iDeCo27.6万円控除後

所得税8.5万円

住民税17.6万円

計26.1万円

合計所得320万円にかかる各種税金と保険料の合計

約66.2万円

 

管理人ちー
管理人ちー

二刀流の方が8.9万円高くなりました

やはり税理士費用が重いので、所得が低い場合は法人を作ってはいけませんね

 

事業所得300万円+配当所得120万円の場合

ケース1:個人事業主1本で配当は分離課税

事業所得300万円にかかる各種税金と保険料

※社会保険料42.6万円iDeCo80.4万円控除後

所得税0万円

住民税0万円

国民健康保険料22.7万円

国民年金保険料19.9万円

計42.6万円

配当所得120万円にかかる税金

約24万円

合計所得420万円にかかる各種税金と保険料の合計

約66.6万円

 

ケース2:マイクロ法人+個人事業主で配当は総合課税

マイクロ法人にかかる各種税金と保険料

法人住民税7万円

健康保険3.5万円

厚生年金9.6万円

税理士費用20万円

計40.1万円

事業所得+配当所得420万円にかかる税金

※社会保険料13.1万円iDeCo27.6万円控除後

所得税17.2万円

住民税27.6万円

計44.8万円

合計所得420万円にかかる各種税金と保険料の合計

約84.9万円

 

管理人ちー
管理人ちー

 

二刀流の方が18.3万円高くなりました

あれ??差額が大きくなってる・・・!?

所得が大きくなれば二刀流のほうが有利になると思ったんですが汗

 

事業所得400万円+配当所得120万円の場合

ケース1:個人事業主1本で配当は分離課税

事業所得400万円にかかる各種税金と保険料

※社会保険料51.9万円iDeCo80.4万円控除後

所得税3.6万円

住民税8.1万円

国民健康保険料32万円

国民年金保険料19.9万円

計63.6万円

配当所得120万円にかかる税金

約24万円

合計所得520万円にかかる各種税金と保険料の合計

約87.6万円

 

ケース2:マイクロ法人と事業+配当合計420万円

マイクロ法人にかかる各種税金と保険料

法人住民税7万円

健康保険3.5万円

厚生年金9.6万円

税理士費用20万円

計40.1万円

事業所得+配当所得520万円にかかる税金

社会保険料13.1万円iDeCo27.6万円控除後

所得税31.2万円

住民税37.6万円

計68.8万円

合計所得520万円にかかる各種税金と保険料の合計

約108.9万円

 

管理人ちー
管理人ちー

二刀流の方が21.3万円高くなりました

差は逆に広がっていきますね

決算を自分で行って税理士費用分を抑えればトントンになりますが、それじゃあ手間が増えるだけで何の旨味もありませぬ(>_<)

 

事業所得500万円+配当所得120万円の場合

ケース1:個人事業主1本で配当は分離課税

事業所得500万円にかかる各種税金と保険料

※社会保険料61.2万円iDeCo80.4万円控除後

所得税8.2万円

住民税17.1万円

国民健康保険料41.3万円

国民年金保険料19.9万円

計86.5万円

配当所得120万円にかかる税金

約24万円

合計所得620万円にかかる各種税金と保険料の合計

約110.5万円

 

ケース2:マイクロ法人と事業+配当合計620万円

マイクロ法人にかかる各種税金と保険料

法人住民税7万円

健康保険3.5万円

厚生年金9.6万円

税理士費用20万円

計40.1万円

事業所得+配当所得620万円にかかる税金

社会保険料13.1万円iDeCo27.6万円控除後

所得税51.6万円

住民税47.6万円

計99.2万円

合計所得620万円にかかる各種税金と保険料の合計

約139.3万円

 

管理人ちー
管理人ちー

二刀流の方が28.8万円高くなりました

やはり差は広がる一方・・・

某大学では所得400万円から作るメリットありと言っていましたが、税理士費用とiDeCoの恩恵を加味するとメリットは得られないようです

 

事業所得999万円+配当所得120万円の場合

マイクロ法人が全然お得にならないので、最後にもっと大きな所得の場合でもシミュレーションしてみました。

なお、事業所得を999万円にしているのは消費税が発生してくるとややこしくなるため。

また、配当金は総合課税にしないほうが有利なので二刀流の場合も分離課税にしました。

ケース1:個人事業主1本で配当は分離課税

事業所得999万円にかかる各種税金と保険料

※社会保険料103.7万円iDeCo80.4万円控除後

所得税99.9万円

住民税71.2万円

国民健康保険料83.8万円

国民年金保険料19.9万円

計274.8万円

配当所得120万円にかかる税金

約24万円

合計所得1119万円にかかる各種税金と保険料の合計

約298.8万円

 

ケース2:マイクロ法人と事業で配当は分離課税

マイクロ法人にかかる各種税金と保険料

法人住民税7万円

健康保険3.5万円

厚生年金9.6万円

税理士費用20万円

計40.1万円

事業所得+配当所得999万円にかかる税金

社会保険料13.1万円iDeCo27.6万円控除後

所得税133.6万円

住民税85.5万円

計219.1万円

配当所得120万円にかかる税金

約24万円

合計所得1119万円にかかる各種税金と保険料の合計

約283.2万円

 

管理人ちー
管理人ちー

二刀流の方が15.6万円安くなりました

ふぅーやはりここまで来ないと二刀流の旨みが出てこないようですね

でもここに私は来れない・・・笑



最終結論!私には法人はいらぬ!!!

はいということで、今までのシミュレーションからまとめますとこんな感じ↓

事業所得0〜100万円

配当所得120万円は分離課税にして非課税世帯になるのがお得

事業所得200〜500万円の場合

配当所得120万円は総合課税&iDeCo満額で個人事業主1本がお得

事業所得999万円超の場合

配当所得120万円は分離課税&マイクロ法人と個人事業主の二刀流がお得

 

今まで何度もシミュレーションしてきたマイクロ法人ですが、私には必要ないと結論づけました!

というのも、今後もゆるく働く予定の私が事業収入のみで999万円行く可能性はほぼゼロだから( ´∀`)

 

はぁーこれでスッキリしました。

もちろん経験として作ってみたい気持ちは今でも多少はあるものの、やはりシンプルにしておいたほうがその後も身動きが取りやすいし、前回記事でも言ったように残される家族にとってもいいので、これからも個人事業主1本でやっていきたいと思っています。

 

ただし、今後このようなことが起きたら法人設立を検討するかもしれません。

夫が会社を辞める
→社会保険料削減のためマイクロ法人を作って夫を扶養に入れる
個人資産が3億を超える
→相続対策として資産管理会社を作る
管理人ちー
管理人ちー

まぁ一度の人生なので、死ぬまでには(株)管理人ちーを作りたいですね〜

 

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