私の生き方に一番影響を与えたのは、他でもない両親です。
私の両親は当時珍しかった共働きで、さらに母は父と同等に稼いでいたので今の言葉で言えばパワーカップルですね!
小さい頃は、やはり帰るとお母さんがいる家の子が羨ましいと思うこともありました。
しかし、大人になった今は本当に感謝と尊敬しかありません。
母はなにげにアーリーリタイア成功者
母は高卒からずっと正社員としてフルタイムで働いていました。
しかし、40代に突入してから大卒の賢い部下達の上に立って働くことがとてつもなく重荷になっていたようです。
経験はあるものの、新しい知識には疎いし基礎的な知識でも大卒の若者には勝てない。
それなのにその子達の上司として指示を出さなくてはいけない。
そんな立場がしんどいなと思いながらもまだ子供達が未成年だっため「まだまだ頑張らなくては!」と自分を奮い立たせて何とか仕事を続けていました。
しかし、50代に入ってから転機が訪れます。
早期退職者への退職金の優遇の知らせが来たのです。
そこで母は速攻で退職を決意(笑)
ということで、母は50代前半でアーリーリタイアしました。
子供達も巣立ち、生活費も十分賄えるだけの貯蓄もあったのでお金の心配は全くなかったみたいです。
父は定年退職後に自分の店を作って老後を謳歌しまくり
一方父は定年まで勤め上げましたが、定年後いきなり自分の店を出すと言い出しました。
もちろん商売の経験もなく周りからは何言ってんだと言われまくったそうですが、実際に本当に店を開店させてもう10年近く経営しています。
半ば趣味の店なので初期投資分なんかを入れるともちろん赤字だと思いますが、そのお店の経営が生きがいになっているし、今となってはすごく理想的な老後だなぁと思いますね。
何より60歳過ぎて店を始めようとするエネルギーがすごい!
自分にその歳でそんなエネルギーが残っているのだろうかと思っちゃいますね(^_^;)
そして自身の退職金を使ってやっていることなので、誰にも迷惑をかけていません。
子供2人もしっかり大学まで出し、定年まで勤め上げてからのこの挑戦は本当に脱帽です。
ダブルで退職金と年金があるので多少浪費しても老後は安泰
子供2人が私立の大学へ行きさらに仕送りをしていた時は、さすがに家計は火の車で初めて貯蓄を切り崩した時は焦ったそうです。
しかし、その後はびっくりするくらいのペースでお金が貯まり、そのおかげで母も早期退職に踏み切れたと言えますね。
そして2人分の退職金。
親の経済状況は詳しくは知りませんが、2人の退職金が入った時点では資産は1億円は超えていたそうです。
その後父が店を始めたり、終の住処となる家を建てたりして一気に数千万使ったみたいですが、それでも厚生年金も2人分潤沢にもらえるので全く老後の心配はありません。
いやー正直めっちゃ理想的な老後です。
両親は常に
子供にお金の面で心配はかけたくない
と言っていましたが、自由に生きながらもそれをしっかり実行してくれていることには本当にすごいなと思いますね。
母より20年早くリタイアしたけど負けないだけのことはしたい
さて、私はというと、母より20年近く早く“セミ”とはいえリタイアをしてしまいました。
私の場合はまだ子供がいないのでこれからの資産形成もそれによってかなり左右されるとは思いますが、子供が何人いたとしても子供には自分と同じだけの教育と援助はしたいなと思っています。
とは言っても3人以上は厳しいかな・・・(笑)
一応想定は2人まで!
子供が2人までであれば、夫が定年まで働いてくれて夫の退職金も加味すれば子供にかかる資金を確保しつつ老後の資金5000万円も確保できるかなと思っています。
できれば1億円達成したいけどね!
もちろん資金が足りない事態になればなりふり構わずフルタイムで働く予定です。
やはり自分が自由に生きるために何かが犠牲になるのは本末転倒。
我が両親のように、やること全てやった上で自由を手に入れるという生き方を実践したいと思います!
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました(^ ^)/
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