皆さんフィフス・エレメントという映画をご存知でしょうか?
公開は1997年なので、すでに20年以上前の作品なんですよね。
私はこの映画を子供の頃にテレビで見たんですが、その内容の面白さもさることながら、その洗練されたセンスと近未来の機能的な部屋に心奪われたことをとても覚えています。
衣装を手がけたのは、あのジャンポール・ゴルチェ
この映画、とにかくスタイリッシュだったんですよ。
90年代の作品ですが、今見てもおしゃれだなと思います。
登場人物の衣装はかなり個性的なんですが、デザインしたのは当時超有名だったジャンポール・ゴルチェです。
最近はあまり聞かなくなりましたが、まだ活動されているんですかね??
若き日のミラ・ジョボビッチ↑
この頃ちょうどマイケル・ジャクソンにもハマっていたので、ゴルチェのことは私も知っていました。(マイケルのツアー衣装もゴルチェが担当していた)
こんな感じの宇宙人から
街ゆく人の衣装まで全てゴルチェが監修しているそうですよ。
当時クリス・タッカーが大好きでした( ´∀`)↑
そのため、それぞれの衣装を見るだけでも楽しめちゃいますよ
機能的すぎて衝撃的だった主人公の部屋
そして衣装とともに私が釘付けになったのが、主人公であるコーベン・ダラスが住む超近未来的な部屋!
残念ながら詳細が分かる画像を見つけることはできなかったんですが、結構狭い空間ながら操作するとベッドが出てきたり、シャワールームが出てきたりするんですよね。
それが、小学生の時に流行った機能的な筆箱を彷彿とさせるんですよ(笑)
こんな筆箱私も持ってました笑
また、この映画の中では車は宙に浮いて飛んでいます。
そのため、家のベランダにあたる部分が駐車スペースになっていて、そのまま部屋に入れるという効率的すぎる作りになっているんですよね。
これはめちゃくちゃ便利ですよね!
そういった超機能的な空間で、無駄が一切ない狭いコーベン・ダラスの部屋に当時強烈に衝撃を受けて憧れたことを覚えています。
今の私のミニマル志向にもめちゃくちゃ影響を与えた映画であることに間違いありませんね
お盆休みにフィフスエレメントを一度見てみてはいかが?
ということで、その内容もさることながら衣装や超近未来の街並みなんかも今でも十分に楽しめると思いますので、見たことがないという方は一度見てみてはいかがでしょうか?
昔見たことがある!という方も今はまた違った目線で見られるかもしれませんよ( ・∇・)
私が好きな部屋として、このコーベンちゃんの部屋以外にも私が一番大好きな建築家であるミース・ファン・デル・ローエのバルセロナのパビリオンハウスやファンズワース邸なんかもあります。
ミースも極限まで無駄を省いたミニマル志向の建築家として有名です。
そのため、ミニマリストの方だったりデザインの仕事をしている方には一度見てみて欲しいなぁと思います。
茶室のようなワビサビな空間も大好きなんですよね。
色々な茶室がありますが、4.5畳という限られた空間でそれぞれ素材や配置、そして開口部から見える景色が違うだけで全然違う茶室になります。
そういった“限られた空間をいかに有効に使うか”という点がミニマル志向とも繋がる部分ですね(^ ^)
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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