さて、前回ミニマリストが増えると日本がよくなる理由を書いたので、今回はセミリタイアの方についてです。
前回記事はこちら↓
セミリタイアは人によって若干定義が違うものの、
セミ=半分
リタイア=退職
という言葉の通りフルタイム勤務ではないものの、1日数時間は働いている状態を指すとします。
それではどうぞ〜♪
セミリタイアが増えると起きること
セミリタイアとは、言葉のごとく完全リタイアではなく半分リタイアしている状態。
そして、半分リタイアできるということは資産もそれなりにあるため、サイドFIREと同様に
- 資産収入(譲渡所得、利子所得、不動産所得、配当所得など)
- 労働収入(事業所得、給与所得、雑所得など)
の両方がある状態を指します。
現在残念なことに、日本での労働の価値は世界と比較して落ちていますよね?
さらに加えて今は円安ということで、相対的な価値はさらに落ちています。
そのため、日本での労働にフルコミットするより、イケイケの海外にもコミットする=海外資産に投資する方が賢いと言えるのです。
少し前にも話題になってましたが、G7で名目GDPは最下位ですからね・・・泣
セミリタイアやサイドFIREというと、働く量を減らす怠け者的な印象が強いかもしれませんが、
米国やスイスなど経済的に豊かな国の人は日本人よりももっと多い割合で資産収入も得ています。
ってかスイスって国自体が金融サービスで潤ってますしね。
そして接客業などバイト的仕事でも時給が高いのは、労働の価値が高いから。
ではなぜ労働の価値が高いのかというと、価値は需要と供給で決まるので、需要が高いからですよね?
ではなぜ需要が高いのかというと、安い賃金で働く人が少ないから。
そう、日本の場合は米国やスイス比べて安い賃金でも働く人がいるか否かというのも大きな違いだったりするのです。
ここでセミリタイアに話を戻すと、セミリタイアは労働時間が少ないのでその割合が増えれば必然的に時給が上がっていくと予想できます。
だから、セミリタイアが増えれると労働の価値が上がって、その他の多くの労働者が潤うようになると私は思っています♪
実際まだまだ日本では資産収入を得ている方は少ないですからね
特に現役の労働層は・・・
裏を返せば資産価値は落ちていくかもしれない
ただし、労働価値が上がるということは、インフレになって物の値段も上がっていきます。
そのため、必然的に資産価値は落ちていくので、完全リタイアのFIRE民にとってはよろしくない傾向と言えますね。
つまり先ほど言った需要と供給の関係で
労働収入で生きる人が増える→労働力が安く使えるので資本の価値が上がる
資産収入で生きる人が増える→使える労働力が少なくなるので労働の価値が上がる
ということ。
そのため、今後資本の価値が落ち労働の価値が上がることも想定して、やはり私は資産収入と労働収入をハイブリッドで得るサイドFIREを推したいです!
特にまだ若い方や子持ちの方は、これから実際そういう方向に向かうかもしれませんので、労働力は完全に手放さずに持っておきましょう( ´∀`)
実際のところ今FIREして資産収入だけで逃げ切れるのは、年金もそこそこ期待できる50代以降じゃないですかね??
またミニマリスト同様、働く時間が半分になればその分子育ても楽になって少子化対策にも有効なはず。
そのため、もちろん程度によりますが、セミリタイアがある程度増えると日本は良くなっていくと私は思っています♪
まぁ要はバランスですね
今は資産収入を得ている人が日本では少なすぎるので、もう少し増えるといいバランスになると思ってます!
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