今、黒人に対する白人警察官の対応についての抗議活動が世界的に広まりつつありますね。
ニュースを見ていると、今の時代でもあんなことあるのかと驚きを感じますが、日本から出るとやはりいろんな場面で人種差別というものは感じます。
今まで海外は10カ国以上行っていますが、やっぱり白人圏で多いんですよねぇ・・・
日本はほぼ日本人しかいないので普段全く感じることのない人種差別ですが、数年前にヨーロッパのクルージングツアーに参加した時に私はアジア人差別に対してちょっと対抗したことがあるんですよね(笑)
それをちょっと思い出したので、今回はその時のことについて書きたいと思います。
白人はナチュラルに白人至上主義
私が数年前に行ったクルージングはアメリカの船だったんですが、ちょっとお高い船ということもあってアメリカやヨーロッパの白人系富裕層が大半を占めていて、アジア系は多分10%程度しかいないような状況でした。
今やどこへ行っても中華圏の富裕層はいるので、あれだけアジア系がいない船も珍しかったと思います
そんな乗客にはアジア人がほとんどいない船でしたが、従業員はというと東南アジア系の人が多かったんですよね。
しかしそんな中でも白人系の従業員ももちろんいて、レストランなんかではアジア人と同じように接客をしていました。
しかし、その数少ない白人系の従業員は、明らかに白人を優先して接客をしているように感じました。
もちろんあからさまにではありませんが、何となく順位付けをしているというような感じなんですよね。
もちろん呼べばちゃんと来てはくれるんですが、常にそばにいるのは白人のところ。
同じ料金を払って船に乗っているのに、この順位付けはやっぱり納得がいかないですよね?
舐められるアジア人。強気に出てみる
そこで、ちょっとイラッとしてしまった当時の私は、数少ない白人系の従業員をあえて選んで指示をするようになったんですよね(笑)
というのも、犬の調教と同じで、どちらがご主人様であるか明確に示さなければ理解しないと思ったからです。
犬って主従関係をかなり重視する生き物ですからね
白人の人は本当にナチュラルに白人至上主義が染み付いてしまっているので、自分たちよりも地位が上のアジア人や黒人もいるということを実体験しなくては分からないんだと思います。
ということで、私は勝手な使命感(?)からそのクルージング船の中では白人系と思われる従業員に対してちょっとお客様感を出して接するようにしていました。
逆に日本ではそういった感じを出さないように気を付けていますが、外国では下手に出ると舐められちゃいますからね(^_^;)
中には明らかに不服そうな顔をする従業員もいましたが、そこはめげずに強気な態度で頑張りましたよ!
差別に決して屈してはいけない!是正されるまで戦おう
このクルージングに限らず、海外旅行をするとどうしてもこういった人種差別的なことを感じることが多いですよね。
これも、今までの歴史的背景だったり教育だったりが影響しているため、その人自身は悪人ではなくても知らないうちにそうなってしまっているということは多いんじゃないかと思っています。
昔ロンドンに短期留学をした際に、中国人か聞かれて日本人と答えたら態度が急変したこともありましたね
そのため、私自身は差別を感じた際には出来る限り強気な態度で不快であることを示すようにしています。
まぁただ外国は怖いので、トラブルが起こるようなレベルのことはもちろんしませんが。
ただ、やはりそういった態度の人たちに対してちゃんと抗議をするということは必要かなと思っています。
差別だけでなく、文化の違いで知らない間に相手に不快な思いをさせてしまうということもありますしね・・・。
これは本当に同じアジア人として恥ずかしかったなぁ(~_~;)
やはり郷に入れは郷に従えというのが基本なので、行った国の文化に自分を合わせるべきだと思います。
しかし、明らかに差別をされるような場面に出くわした場合は、今後のことも考えてうやむやにせずに真っ向から立ち向かうことも大事ですよね。
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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