私は就職してからずっと簡単な家計簿をつけていますが、20代半ばの頃にどこまで節約できるのか試していた時期がありました。
その時の家計簿を見てみると、どうやって生活していたのか分からないほどお金を使っていなくてビックリしました・・・(笑)
あまりに少ないので、最初家計簿の記載間違いかと思いましたが、通帳と連動しているので通帳を確認してもやはり間違いではなかったんです。
その内容とともに、当時のことを思い出してみたいと思います。
節約極限チャレンジ中の家計簿の内容とは?
20代の頃の平均の生活費は、下記の記事でお伝えした通り平均月146,000円でした。
しかし、この極限チャレンジ中の家計簿は以下の通りです。
電気 | ¥ 4,256 |
ガス | ¥ 4,870 |
家賃+水道 | ¥ 54,554 |
クレジットカード | ¥ 25,078 |
現金 | ¥ 0 |
合計 | ¥ 88,758 |
当時は家賃も今より1万円近く安かったので、それも大きいですね。
現金は0円となっていますが、いつもまとめて引き出すので実際には2万円程度は使っていたと思います。
これを足しても108,758円ですので、通常よりも36,000円くらい節約していたことになりますね。
そして、生活費(食費、通信費、被服費、医療費、交通費、交際費、美容院代、化粧品代、雑費など)はクレジットカードと現金の合計である45,078円で全てまかなっていたことになります。
今思うとすごい頑張っていたなぁと改めて思います。
さらに細かい内訳を考えてみる
私の家計簿は項目ごとには費用を書いていないので、この当時のことを思い出しながら何にいくらくらい使っていたのか考えてみました。
各項目どのくらいかかっていたか?
まず、必ず必要なのは通信費ですね。
当時もインターネット環境はありましたので、携帯代7,000円+光4,000円の合計11,000円はかかっていたと思われます。
次に被服費ですが、この頃は本当に服を買うのを一番我慢していた時期でした。
とはいえ、ゼロはあり得ないので一応5,000円としておきます。
美容院費はこの頃は2ヶ月に1回美容院に行っていましたが、安いチェーン店系のところに行っていたのでカット+カラーで1回5,000円くらいだったと思います。
ということは、1ヵ月あたりだと2,500円となりますね。
医療費は健康体なので病院にはほとんど行っていないと仮定すると、この項目は0円となります。
交通費、交際費は、彼氏や友達と会ってご飯やどこかに遊びに行ったりを月5回はしていたのでどんなに節約しても最低10,000円ほど、化粧品、雑費も最低3,000円はかかっていました。
これらを合算するとこうなります↓
生活費の内訳
通信費 11,000円
被服費 5,000円
医療費 0円
交通・交際費 10,000円
美容院費 2,500円
化粧品・雑費 3,000円
合計 31,500円
ということは、45,078-31,500=13,578円で残りの食費をまかなっていたことになります。
月13,578円で食費はまかなえるのか
自分自身の家計簿ですが、月の食費が13,578円ってどんなもの食べていたんだろう?というレベルです(笑)
30日で割ると1日あたり453円ですね。
最近は糖質制限をしていることもありますが、たんぱく質を意識的に多く摂っていることと、品質や産地にもこだわりが出てきているので、食費は1人暮らしにしては多いほうだと思います。
しかし、当時は節約優先で食材を買っていましたので、栄養的には大丈夫だったのか若干疑問ですね。
しかし、世の中にはツワモノがたくさんいます。
数年前に1ヵ月1万円生活というのをTVでやっていましたが、覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
その企画だと、食費だけでなく、水道、ガス、電気の光熱費も含まれていましたよね。
ということは、実質食費は8,000円程度となりそうです。
節約系のブログを覗いても1ヵ月で食費1万円というのはザクザク出てきますし、中には家族4人で1万円という凄腕主婦の方もいてびっくりです。
そう考えると、1ヵ月で13,578円は少し頑張れば充分達成可能ということですね。
当時私がしていた食費節約術
では、ここで当時私がよくしていた食費節約術をお伝えしたいと思います。
1ヵ月の食費を13,578円に抑えるために
・朝は食べない
・お昼はお弁当を作るor280円弁当を買う
・食材は1週間まとめて買い、休みの日にまとめて下処理しておく
・ご飯は最大量まで一気に炊いて、小分けして冷凍しておく
・週1回は特製納豆ご飯のみ
・週1回は特製ねこまんまのみ
・飲み物は買わない
・お菓子は100円以下
・コンビニには近づかない
まず朝食べないというのは大きいですよね。
1日の予算が453円となると朝を入れてしまうとかなり厳しいですし、予算を抑えようとすると手作りになるので手間もかかってしまいます。
お昼はなるべく夜に一緒に作って持っていくようにしていましたが、週に2回くらいはお弁当を買っていました。
また、買い物は週1回しかしていなかったので後半は生鮮食品ではない特製納豆ご飯やねこまんまを食べて乗り切っていました。
当時の私の食事の流れは大まかにこんな感じ↓
1週間の食事内容
■休日2日間
食材買出し、下処理しておく
朝 なし
昼 どちらか1日は外食(交際費より支出)どちらか1日は自炊
夜 どちらか1日は外食(交際費より支出)どちらか1日は自炊
■平日1,2,3日目
朝 なし
昼 手作り弁当
夜 自炊
■平日4,5日目
朝 なし
昼 280円弁当
夜 自炊(特製納豆ご飯orねこまんま)
ここの特製納豆ご飯とねこまんまとは、栄養不足を補うために2,3種類具材を足していたものです。
例えば、お気に入りだったのが、納豆ご飯に+ネギ、梅干、ミョウガや、生卵など。
ねこまんまも残り物の野菜を追加したり、卵を落としたりしてボリュームを出していました。
食費節約に役立つレシピ↓
ほぼ100円飯 家にある材料でソッコー作れる最高に楽しい節約レシピ
当時の節約生活を振り返ると
正直、今はここまで食費は削りたくないなと思いますが、こうやって工夫して節約することは知識も身に付きますし、この当時の節約のおかげで資産が増やせているということを考えると、今の自分にとってはとてもプラスになったと思えます。
そして、当時のことを思い出してみてもそんなに辛かったという思い出はないんですよね。
むしろ、楽しんでいたと思います(笑)
私って、いざとなれば月10万あれば暮らしていけるんだ!という自信(?)にもなりました。
当時楽しみながら節約ができたのは、必要に迫られてではなかったのも大きいかもしれません。
皆さんも、今後万が一必要に迫られて節約生活を余儀なくされることもあるかもしれませんので、その前の予行練習として一度節約チャレンジやってみてはいかがでしょうか?(^^)
以上、最後までお付き合いありがとうございました!
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