こんにちは!
シンプリストちーです。
突然ですが、今皆さんは年間にどのくらい貯蓄ができていますでしょうか?
こういったお金の話は周りの友人なんかには聞けない質問ですよね。
実際に、私も高校からの親友にでさえ聞いたことはないですし、もちろん自分のことについても言ったことはないです(^_^;)
しかし、少し前に会社の同期と飲み会の席で、既婚男性2人、独身男性3人、独身女性1人(私)という構成だったんですが、その独身男性の同期3人が3人ともこんなことを言っていました。
「結婚はしたいけど、貯金が全くないから無理だわ~」
これは由々しき問題だ!ということで、今貯金が全くないという方向けにまずは第一の壁である100万円を貯めてほしいと思い、その方法を具体的に考えてみました。
貯蓄の3つの壁については下記記事をご参照くださいませ。
特に男性は収入が安定している分貯蓄に無頓着
上記の発言を聞いて、私はこう聞きました。
私「結婚うんぬんの前に、全くなくて不安じゃないの!?」
同期の独身男性「まあ不安は不安だけど、働いているうちは大丈夫かなと思ってる( ^∀^)」
何と楽観的な・・・。
ある意味羨ましいくらいですけどね(笑)
周りを見ていても、やはり男性のほうが独身のうちは貯蓄ができない方が多いように思います。
女性と比べて給料も多く、安定しているための余裕かもしれませんね。
しかし、60歳まで健康で働き続けることができる保証はありませんよね?
もし、何らかの理由でしばらく働けなくなった場合に、300万円程度の貯蓄があれば1年くらい生活ができますが、全くない場合はその分身内など周りに負担がかかってしまいます。
また、老後に関しても現在の年金水準で退職金が2000万円ほど見込めるのであれば別途貯金がなくても生活できるかもしれませんが、あと30年後はどうなっているか分かりません。
今よりは悪くなっている可能性のほうが高いと思うと、やはりある程度は自分で備えるべきではないでしょうか?
ということで、将来のことを考えてそろそろ貯蓄を始めてもらいたいなと思います。
というか、今日から始めてください!
基本の生活費について(一人暮らしの場合)
まずは、基本となる生活費から確認したいと思います。
私の推奨する独身一人暮らしの場合の生活費は年間180万円です。
以前に初めての一人暮らしの場合の生活費の振り分けについて下記の記事で書いておりますので、詳細が知りたい方は読んでみてください。
上記の記事では月の生活費を14万円で設定していますが、これに予備費として月1万円を足して年間合計180万円とします。
もしこの金額で生活をすることができれば、手取り年収が300万円の場合1年で120万円貯めることができる計算になります。
しかし、仮に手取り年収が300万円で貯金がゼロとなると、年間に300万円全部使ってしまっているということになりますよね。
今もそんなに贅沢しているわけではないから、ほぼ半額の年間180万円で生活するなんて無理!
と思う方も多いのではないでしょうか?
しかし、自分の年収に見合った生活に矯正していかなくてはいけないのです。
お金が全く残らない生活をずっと続けていくことはとても危険です。
ですので、自分の年収からいくらで生活するのが適正なのか、今から考えてみましょう。
年収200万円からの年間100万円を貯める方法を考える
では、年収別でどのようにすべきなのか書いていきたいと思います。
年収200万円の場合
推定手取157万円-基本生活費180万円=-23万円
まず、年収が200万円ということは、月の手取りでいうと13万円程度となりますね。
上記を見ていただくと分かる通り、年収200万円の場合生活費が180万円では貯金どころか赤字になってしまいます。
従って、下記のような矯正が必要になってきます。
まず、一人暮らしはかなり無謀なので実家暮らしに切り替えましょう。
すると、家賃55,000円がなくなり、実家に2万円入れたとしても年間で42万円が浮きます。
さらに、収入に合わせてもう少し生活レベルを落として月2万円分支出を減らすと年間で24万円浮かせることができます。
そうすると、生活費が180万円から-66万円の114万円まで下げることができますので、貯蓄は+43万円まで増やすことができます。
しかし、まだ100万円まで57万円足りません。
もしフルタイム勤務で年収が200万円であれば、低収入すぎますので転職を考えたほうがいいですね。
もし週2,3日しか働いていなかったり、1日の勤務時間が8時間未満であれば、収入を上げるべく別の仕事を掛け持ちしましょう。
これによって、月収を約5万円増やすことができれば、晴れて100万円の貯蓄が達成できます!
例え非正規やアルバイトの掛け持ちなどであっても、週5日勤務で1日8時間以上働けば手取り18万円は可能です。
私も現在、副業も併せて1日12時間働いていますよ(^^)/
矯正後はこうなります。
推定手取217万円(副業の追加でプラス60万円)-基本生活費114万円(見直しでマイナス66万円)=+103万円
年収300万円の場合
推定手取231万円-180万円=+51万円
こちらもそのままでは100万円貯蓄ができません。
年収200万円の場合と同じく、一番手っ取り早いのは実家暮らしをして家賃を浮かす方法です。
51万円+42万円=93万円となりますので、不足は7万円となります。
このくらいの不足であれば、月に1万円くらい節約して補うか、単発のバイトなどで補えば100万円達成できますね。
矯正後
推定手取231万円-131万円(見直しでマイナス49万円)=+100万円
年収400万円の場合
推定手取305万円―180万円=+125万円
年収が400万円あれば、一人暮らしでも100万円は十分貯蓄ができます。
私もこのくらいの年収でもう少し頑張って150万円貯めていました。
決して年収が高いとは言えませんが、その分自分の身の丈に合った生活がしやすのかなと思います。
年収500万円の場合
推定手取377万円―180万円=+197万円
年収が500万円に達すると、年間100万円の貯蓄は軽々達成できますね。
さらに、年収が500万円あれば車の所有も可能です。
車を所有すると年間の維持費が約50万円かかりますが、この分を引いても100万円は残すことができます。
車の維持費についてはこちらをご参照ください。
しかし少しの気のゆるみですぐに達成できなくなってしまいますので、余裕があると思わずに多めに貯蓄をする意識で生活してほしいと思います。
まずは自分の年収は忘れて、年間180万円の生活費で生活してみましょう。
年収600万円の場合
推定手取439万円―180万円=+259万円
ここまでの年収があれば楽々のはずですが、このくらいの年収になると生活レベルを上げてしまう方が出てきます。
周りと比べても自分は収入が高いと認識しているため、その分いい暮らしをしても大丈夫だと思ってしまうんですよね。
また、年収600万円超となると、その分仕事での責任が重くストレスがかかりやすい傾向にあります。
結果その分、散財しやすいとも言えるのです。
しかし、このラインの年収の方は、贅沢できるほどの高収入ではないことをしっかりと自覚して、将来のために堅実に貯蓄していくことをおすすめ致します。
年収700万円超の場合
推定手取499万円―180万円=+319万円
年収が700万円を超える割合は、日本では10%程度と言われています。
さらに30代で700万円を超えていればかなりレアなので、大いに威張っていいですね(笑)
しかし、600万円の時と同じく生活レベルを上げ過ぎるのは危険です。
意外にも年収1000万円あたりの世帯が浪費により貯蓄ができず、老後貧困に陥るというケースも結構あるみたいですからね。
とはいえ、それまでも同じく生活費として年間180万円しか使わないとなると、無駄にお金を抱えすぎることになります。
莫大な資産を残したまま死ぬのもなんか切ないですよね(^_^;)
ということで、年収700万円超えの高収入さんは、まずは1億円まで貯めてみてはいかがでしょうか?
それだけ貯蓄があればその後は自分の収入を全部使い切る贅沢生活にシフトしたとしても安心感がありますし、その後仕事を辞めたとしても贅沢をしなければ一応暮らしていくことができます。
まとめ
さて、実際には年収が200万円だろうが1000万円だろうが貯金ができない人はできないんですよね。
しかし、年収がいくらであっても何かあった時に必ず助けになりますので、まずは100万円というまとまった金額を貯金してみてほしいと思います。
その後、次は300万円、1000万円と続けて頑張ってみるもよし、100万円貯めてみて何の意味も見いだせないという場合は、とりあえずそこで終わっても構いません。
どちらにせよ、お金はとても大事ということは確かです。
お金によっていざという時に自分自身を守ることも周りの人を助けることもできますからね。
まずは一度貯蓄するということに挑戦してみてください(^^)/
以上、
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
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[…] 貯金0円のあなた!まずは今日から1年かけて100万円を貯めてみませんか?今皆さんは年間にどのくらい貯蓄ができていますでしょうか?先日会社の同期である男性が結婚はしたいけど、 […]