私は、10年くらい前に「ワールド・リート・オープン(毎月決算型)」という毎月分配型の投資信託を買いました。
まだ知識も浅い頃で、証券マンにゴリ押しされて買った思い出の品です(笑)
私はこれを未だに保有しているんですが、今月ついに分配金が10円となりました。
徐々に下がるだろうとは予想してたんですけどね・・・。
まぁ今は毎月分配型は超危険というとこも周知の事実だと思いますが、新しい情報が入ってこない高齢者には今だに勧められている事実があります。
ということで、改めてこの恐怖の毎月分配型の投資信託の分配金の軌跡をお送りしたいと思います!
騙されないように皆に知ってほしいです( ´∀`)
そもそもなぜ毎月分配型の投資信託はNGなのか
この毎月分配型の投資信託ですが、今では信じられないかもしれませんが10年ほど前では窓口販売だけでなくネット証券でも売り上げランキングの上位を占めていました。
私の保有しているワールドリートも然りです。
まだ投資の情報も少なかったこともあり、基準額8,000円程度で分配金が100円という超高利回り商品という認識だったんですよね。
しかし、結局は10年で基準額は4分の1の2,000円、分配金は何と10分の1の10円にまで下がってしまいました。
この下がりっぷり怖すぎ!
ここ10年世界全体の株価が上昇している中リートというカテゴリー自体がよくなかったとも言えますが、やはり毎月分配型であるということも長期ではかなり影響していると言えます。
それはなぜかと言うと、毎月分配型の投資信託は総じて
複雑な構成の商品が多い
の2点に当てはまる場合が多いため、手数料が高い傾向にあるからです。
そのため利益が出にくい商品となってしまうんですよね。
ワールド・リートオープンのここ数年の動き
さてこちらはちょうど2年前に書いた記事なんですが、予想通りの減配をしております(笑)
株価の予想は当たらないのにこの分配金の予想はまさに的中してますね・・・。
直近では
2017年50円
2018年35円
2019年20円
2020年10円
という感じでここ数年は毎年2月頃に減配を繰り返しています。
基準額の下落も考慮すると実際には損益はプラマイゼロという感じ。
ということは持っている意味なし!ということです。
むしろ資金を拘束されているので、保有することでリスクだけがあるということですね!
それなのになぜ保有しているかというと・・・
行く末が気になるから!という好奇心からです(笑)
最終的には無配となるのか?償還されるのか?
こんな感じで分配金はついに10円というところまで下落したわけですが、この調子だと2021年に5円、そして2022年には0円!ということになりますよね。
上記の通り減配された場合、最終的に無配になればもはや商品名である「毎月分配型」ではなくなります。
そんなことってあり得るのでしょうか?
まぁなってみないと分かりませんが、もしかしたらこの投資信託を存続させるために早めに減配を繰り返し、最終的には5円は死守するのかもしれませんね。
もしくは強制的に償還(解約)されるかです。
この投資信託は償還日が設定されていないので償還されるのかは不明ですが、成り立たなくなったらそうなる可能性もないとは言えません。
しかしこの終わり方はつまらないな( ´∀`)
どちらになるにしてもその行く末を見守りたいので、私はこの手数料の高い投資信託をまだ持ち続ける予定です!
無配になる可能性のある2022年に乞うご期待!
ということで、今までの流れを見るとやはり2年後の2022年が転機となりそうですね。
この時点でこの投資信託がどうなるのかが分かりそうです。
普通ならわざわざ保有してなくても売ってから観察すればいいのでは?と思われるかもしれませんが、保有しているからこそ興味を持って観察できるんですよね。
アホみたいかもしれませんが、意外と楽しんでいる面もアリ
今時まだ毎月分配型を持っている投資家の方は少ないと思いますが、私はまだまだ保有しつつ今後もその動きを観察していきたいと思います。
ということで、また2年後にこのブログでどうなったかご報告できるように最低でもそれまでは保有しておきたいですね(^ ^)
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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