食費、交通費、交際費などそれぞれの予算を袋分けして現金で管理する
数年前から見かけるようになった家計管理法なんですが、家計簿をつけるのが続かない人向けに人気があるようですね。
家計簿をつけなくてもお金の管理ができるこの方法が一番簡単!!との声もあるようです。
これを見て
え、どう考えても家計簿つけるより面倒くさくない・・・?
と思ってしまった私ですが、現金でないと使っている実感が湧かないという方は私が思っている以上に多いのかもしれませんね(^_^;)
しかし、この方法は長期的な資産管理の観点からするとよろしくないと私は思っています。
そして何より今キャッシュレスであれば最大5%還元されるんですよ?
それなのになぜわざわざ現金で管理するのでしょうか。
女性ならでは!?現金管理の方が分かりやすいらしい
家計を全て現金で管理するということは、
- 銀行に行って現金の入出金を行う手間がかかる
- 予算分けするために銀行で両替する手間がかかる
- 現金を管理するための袋やファイルを用意する必要がある
- いちいち現金を出し入れする手間がかかる
等々の手間がかなりかかると思うんですよね。
それなのになぜ現金で管理するかというと、
- ある分しか使えないのでマイナスになる心配がない
- 目に見える管理方法の方が分かりやすい
- 現金の方が使っている実感が湧く
- 家計簿をつける手間が省ける
というのが主な理由のようです。
確かにおろした現金分しか使えないというのはめちゃくちゃ分かりやすいですよね。
そしてこの方法を実践しているのは女性に多いような気がします。
やはり現実主義の女性ならではなのかもしれません。
しかし、これでは正確な収支の把握ができないのでは?と私は思っています。
収支が確認できて記録に残せる家計簿は必須
袋分けは分かりやすいんですが、家計簿をつけないということは月の正確な収支は分からないということですよね?
下ろした中でやりくりできていれば赤字ではない事は分かりますが、全体で収入がいくらで支出がいくらで、最終の収支はいくらだったという数字が出てきません。
私は、たとえ家計であったとしても1円単位まで正確にお金の流れは把握すべきであると思っています。
それが会計の基本です。
そして、袋分けのように細かく予算を決めてしまうと、その中でやりくりしなくてはいけないという窮屈感も私は嫌!
以前にもどこかで書いたような気がしますが、
これだけしかないからこれだけしか使えない
と思ってやりくりするのと、
これだけあるけどこれだけしか使わない
のどっちが精神的余裕があるかって話なんですよね。
あるけど使わないという精神を育てることが大事
よくお金が貯められない人がする“ないものと思って先取り貯金”がありますが、これもある意味自分を騙しているに過ぎませんよね?
そうではなく、あるけど使わないという精神を育てることが大事だと思っています。
そのために、しっかりと家計簿はつけるべきです。
そして最終的には年間での収支も把握して、年間でいくらプラスになったのか、そして総資産はいくら増えたのかをしっかり把握することが重要です。
ここが、頑張った苦労も報われる瞬間なんですよね。
また、こういった記録を毎年ちゃんととることで過去の数字と比べてどうだったかも比較できます。
私も就職した年からずっと家計簿をつけていて、今でもファイルを開けばその年の収支を確認することができますよ(^ ^)
私が実践している家計簿の付け方はこちら↓
あなたも家計簿管理に切り替えて、ついでにキャッシュレスに移行しましょう
ということで、最初は袋分けも併用していいのでまずは家計簿をちゃんとつけるようにしましょう。
そして慣れてきたら手間のかかる現金管理はやめて、支払いはキャッシュレスに移行してポイントもゲット!
でも現金でないといくら使ったのか把握できない・・・という方は、マネーフォワードMEとエクセル家計簿の併用がおすすめです。
マネーフォワードMEを使えばキャッシュレスでの支払いはほぼ100%カバーできるので、現在までに何にいくら使ったのかスマホのアプリで都度確認ができますよ!
ということで、
エクセル家計簿→月の収支、年間の収支を把握&記録として残すため
という感じですね。
私の場合、マネーフォワードは使った分を確認するだけで基本は家計簿でお金の流れは把握しています。
マネーフォワードの詳しい使い方については、またまとめて記事にできればと思っています。
現在我が家はほぼキャッシュレスが進んでいるので、月に1度もお金をおろしに行かないなんてこともザラ。
そして現金がなくなるとめちゃくちゃ身軽になりますよ( ^∀^)
この快適さ、味わってほしい!
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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