こんにちは!
シンプリストのちーです。
最近はどんどん共働きの比率が増え、専業主婦(夫)は減ってきていると言われていますよね。
しかし、それでも私の周りで専業主婦となった人も一定数います。
そして、専業主婦となって夫の扶養に入っているわけですが、その扶養とは一体どういう制度なのか?
そうなってみないとこの制度がどういったものなのか知るきっかけってないと思いますが、最近になってその扶養に入るということがどれだけ経済的にお得なのかということを知りました。
そしてこの制度を利用すれば、5000万円の資産でも安心してアーリーリタイアができるのではないか!?と考え始めています(笑)
では相手の扶養に入ることができればどれだけお得になるのか?
シミュレーションしてみたいと思います。
社会保険料と国民年金が免除される!
現在は会社員として働いているため、社会保険料と厚生年金は給与から天引きされています。
しかし会社を辞めればこれらは自分で納めなくてはいけません。
以前に給与明細について書きましたが、その時の数値を用いるとまず社会保険料が給与から天引きされている分は会社が半分負担していますので、全額負担となると倍の30,000円程度となります。
ただし、社会保険料は所得によって変動しますので、会社を辞めて1年間はこれだけかかりますが、その後収入がなければ数千円にまでお安くなるようです。
そして、年金は厚生年金から国民年金に切り替わりますね。
現在国民年金は16,340円となっておりますので、毎月これくらいは60歳まで払い続けることになります。
ということは、整理すると会社を辞めて1年目は月に約46,000円、その後も20,000円弱は毎月払い続けることになるということですね。
無職にとって、毎月これだけ持っていかれるのは結構イタイですよね・・・(*_*)
しかし、相手の扶養に入ることができればこの2つが免除されるのです。
年間でいうと1年目は合計約55万円、その後も毎年約24万円払い続ける費用が0円になるということです!
さらに、相手の税金も優遇されます。
配偶者控除というもので、38万円の控除が受けられます。
何と待遇がいいのでしょうか(笑)
アーリーリタイアするなら結婚相手は会社員がベスト
上記のように相手の扶養に入ることができればかなりお得になるわけですが、これには大前提があります。
それは、相手が会社などの組織に属していて、社会保険が完備されていないといけないということです。
つまり、自営業や個人事業主などで会社の社会保険に加入していない場合は扶養に入ることができないのです。
なので、扶養に入りたいと思っている場合は、相手がちゃんと会社の社会保険に入っているか確認したほうがいいですね。
余程のブラック企業でない限り、フルタイムで働いて給料をもらっている場合は社会保険に入っているはずですが、いまだに完備されていない会社もあるみたいですので、念のために健康保険証などをチェックしておくといいかもしれません。
さらに、自分自身がリタイアという不安定な状態なわけですから、相手も自営業などの不安定な職種だとやはり不安がありますよね。
その点、会社員は給料はそこまで見込めなくても毎月ほぼ定額の給料がもらえますし、何かあった時には会社がある程度面倒を見てくれます。
そして、余程のことがない限りは定年まで雇ってもらえます。
やはり大きな組織に属しているとこういったメリットは大きいですよね。
生活費も圧縮することができる
このように結婚をすると社会保障面でも税制面でもお得になり、さらに二人暮らしになることで生活費を圧縮することもできます。
こちらは相手次第にはなりますが、一人で生活するより二人で生活したほうが効率はいいですよね(^^♪
家賃も別々で借りることを考えれば大体3分の2くらいに圧縮できますし、光熱費や食費なども同じくらい圧縮できるでしょう。
私も一時期二人暮らしをしていましたが、彼のほうが少し多めに出してくれていたこともあり、一人暮らしの時より生活費は半分くらいになりました。
その代わり、色んな我慢やストレスはありますが(笑)
ただし、相手の生活水準が自分よりも高い場合は逆に生活費が上がってしまう恐れもあります。
なので、結婚する前に相手の生活水準がどのくらいなのかよく確認しておかなくてはいけませんね。
まずは条件を飲んでくれる相手探しだー!
さて、相手の扶養に入ることができればかなりお得になることは分かりましたが、その相手がいなくてはお話になりませんよね(^^;)
自分の生活スタイルや将来の展望などを伝えて、それに賛同してくれるかどうかが一番のハードルになります。
特に、最近は共働きが当たり前になりつつありますので、”働かない”ということに抵抗感がある人も多いのではないかと思います。
いくら資産がある程度あるとはいえ、専業主婦の友達に聞くと親戚などからの圧力も多少感じるとのこと(笑)
なので肩身の狭い思いをすることになるかもしれませんね。
そのぐらい我慢するだけでアーリーリタイアできるのであればいい!!
という強いハートをお持ちの方であれば、リタイアによるリスクを軽減するという意味でも扶養に入れてくれる相手を探すというのも手ではないでしょうか(^^)/
特に男性が女性側の扶養に入るとなると、まだまだ世間の目が厳しいと思います。
しかし、私の周りでバリバリ働いている女性の中には、家事をしてくれる男性を求めている人もいます!
そういった人同士がうまくくっつくと良いんですけどね(^_^;)
色々な制度を利用して、若くして自由を手に入れましょう♪
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