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法人を作るとまた配当控除がお得に使えるかもしれない話

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管理人ちー

アラサーで会社員を卒業し、投資と個人事業でゆるく生きている管理人ちーです!
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その他著書「自由に生きるためにお金にも働いてもらうことにしました。」「ゆるFIRE」、YouTubeチャンネル「ちーのゆるFIREな日々」の運営、ダイヤモンド・ザイ、トウシル、AERA、CLASSY.、ananなどメディアにも多数掲載実績あり

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少し前に、私は「ESBI全コンプ型サイドFIRE」を目指していると書きました。

私が目指すサイドFIREの最終目的地
少し前にXにこんな投稿をしました。このように 事業所得 給与所得 配当所得 譲渡所得の4つをバランスよく得られるようになるのが私の中でのサイドFIREの最終目的地。ということで、今回はこの件についてもうちょっと深掘りしてみたいと思います!E...

 

これを達成するためにはやはり法人を作ることを目指したいんですが、法人を作るメリットとして配当所得の税金が軽くなる可能性があるというのもあるんですよね。

というのも、社保に入っちゃえばまた総合課税&配当控除が使えるようになるから。

ということで、今回はその件について書いてみたいと思います!

 

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国保と社保でこんなに違う

まず配当所得は「特定口座源泉徴収あり」を選んでいる場合分離課税となっています。

しかし、確定申告によって総合課税にすることも可能。

 

そして、日本の個別株の場合はさらに配当控除も利用できるので税制的にすごくお得なんですが

  1. 確定申告が必要となるので難しい&面倒くさい
  2. 総合課税になるので課税所得が330万円未満である必要がある
  3. 国民健康保険(国保)加入の場合は保険料が上がってしまう

と、色々気をつけないといけないことが多いので難しすぎて利用していない方も多いのではないでしょうか?

管理人ちー
管理人ちー

特に、2023年に住民税申告不要制度が廃止されたことによってその旨みは大きく減ってしまいましたしね・・・

 

しかし、会社の健康保険(社保)に加入している方にとってはまだまだお得な制度だと思っています。

というのも

国保は申告所得によって健康保険料が決まる

→総合課税にして所得が大きくなると保険料が上がってしまう

社保は月額給与で健康保険料が決まる

→総合課税にして所得が大きくなっても保険料は変わらない

 

という感じで、総合課税にしても健康保険料に影響がないから。

そのため、マイクロ法人作って社保に入ればいいんじゃね?と考えているのです( ´∀`)

 

実際総合課税にするとどのくらい節税できるのか

このように社保に入れば健康保険料が上がる心配はありませんが、実際にどのくらい税金が還付されるのでしょうか?

分離と総合で比較してみましょう。

 

分離課税の場合

所得税15%

住民税5%

合計20%(復興税除く)

総合課税の場合

課税所得1,000円〜 1,949,000円まで

所得税5%

住民税10%

合計15%

課税所得1,950,000円 〜 3,299,000円まで

所得税10%

住民税10%

合計20%

課税所得3,300,000円 〜 6,949,000円まで

所得税20%

住民税10%

合計30%

 

このように、課税所得が330万円を超えると分離よりも計算上は税負担が重くなるんですが、分離と違って所得控除を使って課税所得を減らすことが可能です。

そのため、配当所得は総合課税にしたほうがお得なケースも多いんですよね。

 

また、配当控除も利用できると課税所得が1000万円以下の場合配当所得の10%、1000万円を超える部分については5%分の金額を税額控除することが可能に。

そして住民税については一律で配当所得の2.8%なので、それを加味すると以下のようになります。

 

総合課税にして配当控除利用の場合

課税所得1,000円〜 1,949,000円まで

所得税5%ー10%=0%

住民税10%ー2.8%=7.2%

合計7.2%

課税所得1,950,000円 〜 3,299,000円まで

所得税10%ー10%=0%

住民税10%ー2.8%=7.2%

合計7.2%

課税所得3,300,000円 〜 6,949,000円まで

所得税20%ー10%=10%

住民税10%ー2.8%=7.2%

合計17.2%

課税所得6,950,000円 〜 8,999,000円まで

所得税23%ー10%=13%

住民税10%ー2.8%=7.2%

合計20.2%

いかがでしょうか?

配当控除は日本の個別株のみにしか利用できないとはいえ、これだけ税金が安くなるのはめちゃくちゃ嬉しくないですか??

 

また、実際には上記の税率になるのは超えた分のみなので、税率が23%でも実は総合の方がお得だったりするんですよね。

まぁただ手間を加味すると、やはり税率10%の330万円未満くらいにするのがいいんじゃないかなぁと私は考えています♪



次回自分の場合で実際に計算してみます

そして実際に私の場合はどうなんだというと、例えば私が直近で目指している

給与所得50万円

事業所得250万円

譲渡所得150万円

配当所得150万円

合計所得600万円

の場合、譲渡所得は分離なので総合は450万円になります。

ちなみにこの所得についての詳細はこちらもどうぞ↓

https://x.com/chii_life/status/1919211335541547057

 

ただし、各種控除を利用すれば課税所得はほぼゼロに持っていけそうなんですよね。

というか逆に控除過多になるくらい(笑)

管理人ちー
管理人ちー

配当控除は税額控除なので引ける税金がそもそもなければ意味がない汗

 

そのため、お得になるかどうかはかなり綿密にシミュレーションする必要がありそう。

ということで、今度その計算をしっかりして本当にお得になるのか確認してみたいと思います!

管理人ちー
管理人ちー

ただし、私は税の専門家ではないため認識や計算方法が間違っているかもしれません

おかしいところがあればコメントで教えていただけると助かります♪

 

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