専業主婦(夫)というのは、先進国の中ではかなり珍しい肩書きのようです。
というのも、他の先進国の場合共働きで家事育児は外注というパターンが多いから。
たまに専業主婦は恵まれているなどを言われますが、私はそうは思いません。
だって実際タダ働きのケースがほとんどだから。
共有の財産なんて絵空事
先日こんなツイートをしました。
現状日本では共有口座は存在せずどんな資産も必ず個人名義で保有することになる。
結婚後の資産は共有と言っても、離婚して分与するか贈与しない限り資産の決定権は名義人にしかない。資産は名義が重要。
だから我が家は、万が一に備えて贈与税がかからない範囲で今から少しずつ夫に名義を移してる☺️— アラサーでリタイア管理人ちー|サイドFIRE中 (@chii_life) November 21, 2022
婚姻後に築いた財産は共有のものとは言っても、たとえ配偶者でも現状名義人以外が自由に財産を動かすことはできません。
例えば年収1000万円の夫と専業主婦の妻の場合、妻が家事育児をして家計をやりくりをして夫の収入から毎月30万円貯蓄をしているのであれば、その貯蓄分は共有の財産となります。
しかし、全て夫名義なのであればそのお金は妻の功績がどれだけ大きくても
夫の許可がなければ動かせない
んですよね。
私的には、自分の意思で動かせない財産なんて自分の財産とは思えません。
そのため、共有なんてただの絵空事でしかなく、本当に共有と考えているのであればちゃんと専業主婦の妻に名義を移すべきです。
でもそんなことをしている夫婦って実際いるんでしょうか??
専業主婦にちゃんと贈与している人は何割いるのか
上記の例の夫婦の場合、正式に共有の財産とするため月30万円のうち夫名義で15万円、妻名義で15万円貯蓄したとします。
この場合、収入は夫名義で得たもののため妻に毎月15万円贈与する形になりますね
そうすると、夫婦間でも贈与税は発生するため、15万円×12ヶ月の年間180万円となり非課税の110万円を超えている分には課税されます。
夫婦共有の財産なのになぜ!?って思う方も多いと思いますが、だからこそ私は共有なんて絵空事だと思うわけです。
結局は名義人のものでしかありません
で、実際こんなふうに贈与税を払ってまで専業主婦の妻に正式に贈与している人なんていないと思うんですよね。
ほとんどのこういった夫婦の場合、財産のほとんどは稼ぎがある夫の名義になっているはず。
だから、タイトルの通りいくら功績が多くても自分名義の資産にならない専業主婦は恵まれているとは思えないのです。
専業主婦の功績を讃えるならちゃんと贈与しよう
たまに日本は専業主婦という道があるから女性は恵まれているなどという戯言を目にしますが、恵まれているのは家事育児を外注できて、いくら使ってもOKなカードを渡され自分は着飾ったりお茶して楽しんでる人くらいではないでしょうか?
貢献分を正式に贈与さえしてもらえない現状。
だから私は、貢献分を正式にそして“確実に”もらえる外で稼ぎたい派です。
私はこのようにハナから夫婦であっても共有なんて絵空事だと考えているので夫とも財布を分けているわけですが、このブログやYouTubeにも何度も
夫婦は共有なのに分けて考えるのはおかしい
という意見を頂いてきました。
しかし、概念的に共有と考えるのは別に自由ですが、現実は別なんですよね。
ってかよくよく考えれば、もし妻がその家事育児の労力を使って外で収入を得ると所得税や住民税、社会保険料を納めることになりますよね?
そのため、その代わりと思えば贈与税も致し方ないのではないでしょうか。
なので、専業主婦の皆さんそして配偶者が専業の皆さん
名義を移さないと共有とは言えないので、ちゃんと貢献分は贈与しましょうね!
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以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました♪
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