FIREというものがプチブームになってしばらく経ちますが、Twitterなんかを見ていると本当に完全リタイアしたい人というのは実は少なくて、今よりももう少しだけ自由になりたいと思っている人が多いなと感じています。
実際に今までもアーリーリタイアというものは存在していたわけですが、それを目指す人はほんの一部でした。
今はちょうど株価が堅調ということもあってFIREが流行っているとも言えますが、今後もこの波に乗ってFIREのFIを達成する人は続々と出てきても、REの部分を本当に実行する人はほとんどいないのではないでしょうか?
私の「はんぶん自由な日々」が支持される理由
私は今YouTubeやTwitterもやっていますが、
ちーさんのようにゆるく働く生活に憧れます!
とか
FIREではなく私もサイドFIRE目指してます
というコメントがすごく多いんですよね。
もちろん中には完全リタイアを目指している方もいるとは思いますが、普通の人が若くして本当に全く働かないというのは逆にハードルが高いのかなぁと思います。
というのも、自分の人生を充実させるためには人的資本と社会資本も必要だから。
特にこれは20〜30代の若年層に言えることです。
私もそうでしたが、決して働くことが嫌なのではなく拘束時間が長すぎる会社員が嫌なだけですからね(^ ^)
会社員であることの安心感もやっぱり半端ない
しかし、だからと言って私のように個人事業主として収入を得ることも決して楽ではありません。
以前にこんなツイートをしました。
私の場合仕事自体は好きだったけど
・週5勤務は多すぎる
・通勤時間が嫌
・たまに会社で起きる理不尽が嫌で、アラサーで会社員を卒業して資産と事業で生きるサイドFIREの道を選んだ☺️
でも、決して楽な道ではない。
やっぱり会社員という守られた地位もめちゃくちゃ魅力的だと思ってる。— アラサーでリタイア管理人ちー|サイドFIRE3年目 (@chii_life) October 19, 2021
すると多くのハートをいただけたので、やっぱりそう感じている人も多いんだなぁと実感しました。
すでに50代以降で人生の大きなイベントも年金額もほぼ確定している方であればそこまで関係ないんですが、私のようにまだ30代の場合はまだこれから子供の費用がかかったり年金支給額も大幅に減っていることを想定するとなかなか必要額というのを見積もるのが難しいんですよね。
そうなってくると、やはり安定した給与がもらえ退職金も厚生年金も期待できる会社員でいることが一番安心ということになります。
私の場合は自前で会社員と同等の退職金と年金を受け取るべくiDeCoをやっていますが、相当金額掛けないといけないのが現実
それでも今よりもっと自由になるためにはどうすべきか
でもやっぱり今より自由になりたいですよね?
であればとりあえず今からすべきことは
- 本業以外の収入源をとにかく一つは作ってみる
- 生活費を見直して今より2割コストを落としてみる
- カード決済の投信積み立てを始める
の3つ。
そして、ある程度資産が貯まってきたら年収が落ちてももっとゆるく働ける職場に転職するか、副業でいけそうだなと思ったら思い切って会社員を辞めてしまっても上記ができるようになっていればよっぽどその後もうまくいくと思いますよ!
どちらにしても、会社員をやめるかどうかのジャッジは3000万円以上資産が貯まってからじっくり考えればOK。
なので、今はとにかく資産形成を頑張りましょう♪
ブログ村参加してます(^ ^)
下記をクリックして応援していただけると嬉しいです!
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました♪
コメント
概ね同意です。
ひとつ気になるのは、「厚生年金も期待できる会社員=拘束時間が長すぎる会社員」になってしまうことなんですよね。
私はセミリタイアしてから厚生年金が期待できる会社員をかなり探しましたが見つけることができませんでした。(鳥取は田舎なので求人が少ないのが影響しているかもしれません)
参考資料:日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2021/0219.html
条件的には大丈夫でもそういった雇用条件がないのが実情だと感じます。
厚生年金の加入条件も緩和されていくようですがどのように変化していくのか見ている所です。おそらくは厚生年金に加入しなくてもいいラインを雇用条件として設定してくるのかなあと思っています。
確かに数年前まではかなりシビアでしたが、段階的にどんどん社会保険の適用条件が緩和されているので今後はパートや時短社員でも入る人が増えていきそうですね。
実際、現在でもパートさんの場合負担が増えるのであえて社会保険に入らないラインで働く人もいるんだとか・・・
まぁ扶養に入れる場合はそちらの方がお得ということもありますからね(^ ^)
しかし、おっしゃる通り今後
会社側→社会保険適用外か適用ならフルで働いて欲しい
働く側→社会保険適用内でなるべく時短で働きたい
と思惑が正反対なのでそのせめぎ合いとなりそう笑