最近急激に進んでいるインフレ。
インフレとはつまり、お金の価値が下がり物の価値が上がることなので、物を持たないミニマリストにとって、場合によっては打撃になると思っています。
ミニマリストには
- 物を持たない代わりに労働を減らすタイプ
- 物を持たない代わりに金融資産を持つタイプ
の2つが存在しますが、それぞれリスクがあります。
今回はその点についてまとめてみました!
物を持たない代わりに労働を減らすタイプのリスク
こちらは、現物資産(不動産、車、貴金属など)はもちろん、金融資産(現金、株式、債券など)もあまり持たずに身軽に生きるタイプのことですね。
ミニマリストの中でも、特に若い世代にこのタイプは多いように思います。
ミニマリストになると生活コストが下がることが多いので、その分働く量を減らしてゆるめに生きるって感じ
この場合、物価の上昇とともに賃金も上がるいいインフレであれば特に問題はありませんが、現在のような賃金は上がらないいわゆるスタグフレーション(悪いインフレ)の場合はヤバいですよね。
だって、賃金は上がらないのに物価ばかりが上がってしまうわけですから。
どんどんジリ貧になっていってしまう可能性大!
さらに、今は円安も伴っているのでもっとヤバいです。
それについては次で詳しく解説しますね。
海外ブランド品が軒並み値上がりしている現実
ここのところ円安により、輸入品の値上がりがエグいことになってますよね?
つい先日あるデザイナーズ家具を見に行ったところ、私が建築業界で働いていた10年前と比べてどのブランドも2割以上、場合によっては5割近く値上がりしていました。
実際ドル円はここ10年で1.5倍になってるし、材料費や人件費の高騰も加味するとこのくらいの値上がりは当たり前っちゃ当たり前。
ってか逆に頑張って価格抑えてるんだろうなぁと。
このように、そもそも賃金が上がっていない中で円自体の価値も下がっているので、輸入品の中でも高価な
- エルメスやシャネルなどハイブランド品
- カールハンセンやリーンロゼなどデザイナーズ家具
などがマジで日本人には買えなくなってきているのです(>_<)
これが悲しすぎる現実ですね・・・
現物資産が全くないミニマリストは危険
そして、買えないだけならまだいいですが、ミニマリストの場合売れる現物資産を持っていないケースも多いので、いざという時に
持っている物を売って凌ぐ
ということができないのが実は問題だと思っています。
実際、マキシマリストであれば多少手持ちの物を売って凌ぐことができるので、その点ではミニマリストよりも優れていると言えますよね。
特に上記で紹介した海外ブランド品や貴金属を多く持っているマキシマリストさんの場合、その資産価値はかなり高くなっていると思いますよ〜
しかし、それでも身軽に生きるために物は必要以上に持ちたくない!って方も多いですよね??
かくいう私も、多くは持ちたくないタイプです。
じゃあその場合はどうすればいいのかというと、冒頭でも例を挙げた物を持たない代わりに金融資産を持つタイプになることをおすすめしたいと思います。
ただし、その場合もその金融資産の種類によってはリスクにもなり得るので、次回その点も詳しく解説したいと思います!
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