私は宇多田ヒカルドンピシャ世代なんですが、昔の曲から今の曲まで今でも聴いている私にとって唯一無二のアーティストです。
自分より少し年上な彼女が15歳という若さでデビューし、しかもいきなりダブルミリオン達成という快挙を成し遂げたのは、今でも鮮烈に覚えています。
そんな天才の彼女ですが、彼女の曲というか特に詞がとても深いのは、やはり母である藤圭子さんの存在が大きいんじゃないかなぁと思っています。
というのも、圭子さんが自死によって亡くなった後にリリースされた「真夏の通り雨」という曲の中の一説に
あなたに身を焦がした日々
という歌詞があり、それがこの母娘の関係性を的確に表しているなと思ったから。
ちょっと悲しい曲ですが、ぜひ歌詞と共に一度聴いてみてくださいね♪
真夏の今、そして故人を思い出すお盆の時期に聴いてほしい曲です。
愛と憎しみを与えた母と愛とお金を与えた娘
普通、母親に対して「身を焦がす」という表現は使わないですよね??
ただ、藤圭子さんは長年精神病を患っており、ヒカルさんに対して無償の愛を与えると同時に時には憎しみをぶつけ、晩年には金の無心もしていたとのこと。
このことから、普通の母子の関係ではなかったことが分かります。
ある週刊誌の記事によると、ヒカルさんが5歳になる頃から夫だけでなく娘にも攻撃的になることがあったとか。
5歳といったらまだまだ母親に甘えたいだろうに、それが叶わなかったことも「焦がれる」という表現に表れているように思います。
その一方で、ヒカルさんがデビューをする際は自身が新曲を出すことで各メディアに出演し、自分の曲そっちのけで娘のプロモーションをしていたみたい。
そんな状況によってクルクル変わる母に翻弄された過去をこの「焦がれる」という歌詞で表しているのがほんと天才ですよね。
また、これは私の憶測でしかないですが
勝てぬ戦に息切らし
というのは、カジノにハマってヒカルさんが稼いだお金を溶かしていたことを表しているのでは?と。
それで2006年にワイドショーを賑わしてますからね。

愛しています、尚も深く
そして後半に
愛しています 尚も深く
という歌詞があるんですが、私的にこの「尚も」というところから、たくさん翻弄され、苦労もかけられてきたけど、それでもお母さんのことが大好きという思いが感じられてすごく胸が苦しくなりました。
よく母から子への無償の愛は語られますが、子から母への無償の愛も実はすごく強いですよね。
実際に、子は生まれた瞬間に母親のことが100%大好きですから。
その後お互いの人間関係によってその100%が徐々に下がっていくことはありますが、嫌いになるのってよっぽどのことがないと逆に難しいですよね?
私も流石に100%ではないものの、99.9%母のことがずっと大好きです。
早くいなくなってしまうのは悲しいので、長生きしてほしいなと思っています。
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