さて、ということで今回は私が2019年から実践している独自の2.5%ルールについて解説したいと思います。

試行錯誤しながらルールを決めてきましたが、これでやっと固まりました。
そのため、私自身も今後はこのルールに則って運用していく予定です♪
2.5%ルールの3つの運用ルール
ルール1
前年末の資金額を基準に税引後2.5%とする
[例]
前年末の評価額が3000万円だった場合その年の取り崩し額は税引後75万円となる
前年末の評価額が4500万円だった場合その年の取り崩し額は税引後112.5万円となる
ルール2
取り崩す順番は円建配当金→現金→売却益
[例]
日本株の円建配当金50万円、海外株のドル建配当金30万円、現金100万円ある場合、取り崩し額が75万円必要だったら円建の50万円と現金25万円を使う
配当金も現金もない場合は、個別株か投資信託を75万円分売る
ここは資金の内訳次第ですが、私のように個別株と投資信託と現金を組み合わせて持っている場合、まず円建の配当金を優先して使います。
ではドル建てのものはというと、いちいち円転すると手数料がかかるため私の場合は再投資に回すことにしています。
そして、全額投資信託の場合は2.5%分を12回に分けて定額売却するのがおすすめ。
私も今後この方法を取り入れたいと思っています。
ルール3
取り崩し額は資金がいくらになろうと関係なく前年を下回らない
[例]
1年目:前年末の評価額が3000万円だった場合その年の取り崩し額は税引後75万円となる
2年目:前年末の評価額が3500万円だった場合その年の取り崩し額は税引後87.5万円となる
3年目:前年末の評価額が2500万円だった場合その年の取り崩し額は税引後87.5万円となる
これは生活費として安定して取り崩すために設けています。
これをすると株価下落時は取り崩し率が一時2.5%を上回ると思いますが、そういった時に備えてゆるやかに資金が増加するように設計しているため問題ありません♪
下落時も安心安全なのがこの2.5%ルール♪
いかがでしたでしょうか?
私の場合も資金は3000万円でスタートしましたが、資金が増えるに従って取り崩し額も増えて2025年は150万円取り崩す予定です。
そして、今年すでに株価はご存知の通り下がって私のセミリタ資金も減っていますが、この150万円が減ることはありません。
こういう下落時にこそ使わないとゆるやかに増やしてきた意味がないですからね( ´∀`)

これが2.5%ルールの最大の利点!
実際には、4%ルールでも破綻するリスクはかなり低いという研究結果が出ています。
しかし、前回も言ったようにさらに安心安全な運用がしたくて私はこのルールで運用をしています。
そして今後もこの2.5%ルールでの運用をこのブログで報告していきたいと思っておりますので、どなたかの参考になれば幸いです♪
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以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました♪
コメント
ルール3の「株価下落時は取り崩し率が一時2.5%を上回ると思いますが、そういった時に備えてゆるやかに資金が増加するように設計」の部分ですが株価下落が長期(15年とか)に続かないという想定でしょうか?
4%ルールが20年株価が戻らなかった世界恐慌を織り込んで破綻しない結果が出てますので、2.5%であれば過去200年で経験していないレベルの長期低迷が来ないと破綻しない計算です。
ただ、もうこのレベルは株価云々を通り越した資本主義崩壊、世界戦争、世界的大災害なのでどっちみちもう手の打ちようがないかなぁと思ってます( ´∀`)
ありがとうございます。