前回私の2.5%ルールで運用しているセミリタイア資金について書きましたが、具体的な取り崩し状況についてこちらでまとめてみることにしました。

私の場合、開始時からこの2.5%ルールが確立していたわけではありません。
そのため、そこに辿り着くまでの過程もここに記録しておきたいなと思います!
セミリタイア資金の取り崩し遍歴
1年目(2019年)
2018年末のセミリタイア資金額:3000万円
取り崩し額:税引後配当金828,151円
取り崩し率:約2.8%
初年はまだ2.5%ルールも確立しておらず、ちょうど配当金が3%前後あったためそれを生活費として使っていく感じにしていました。
ちなみにこの頃は共有の生活費300万円を夫と折半して負担していたため、150万円のうち配当金だけで半分以上はクリアできている状況でしたね。
2年目(2020年)
2019年末のセミリタイア資金額:34,614,431円
取り崩し額:税引後配当金702,095円
取り崩し率:約2.0%
2年目も同じく配当金のみ。
しかし、コロナショックにより想定以上に配当金が減ったため、この頃から配当金だけだと取り崩し額が安定しないのでは?と思い始めました。
3年目(2021年)
2020年末のセミリタイア資金額:35,124,032円
取り崩し額:税引後配当金877,349円
取り崩し率:約2.5%
3年目はコロナショックで一時減った配当金も戻って、ちょうど2.5%となりました。
4年目(2022年)
2021年末のセミリタイア資金額:50,396,113円
取り崩し額:税引後配当金1,086,924円
取り崩し率:約2.2%
4年目から配当金の増加スピードよりも株価の増加スピードが上回り始めましたため、取り崩し率が2.5%を下回るように。
また、配当控除の住民税申告不要制度が廃止になったことにより配当金は減らしていく方向に舵を切ったため、次年より現金でも取り崩しを始めることにしました。
5年目(2023年)
2022年末のセミリタイア資金額:45,662,911円
取り崩し額:税引後円建配当金743,777円
現金分50万円
合計1,243,777円
取り崩し率:約2.7%
5年目より円建の配当金と現金で合計2.5%とすることにしました。
この時まだ基準となる資金額を年末としていたので率が少し高くなってます。

6年目(2024年)
2023年末のセミリタイア資金額:50,314,265円
取り崩し額:税引後円建配当金696,110円
現金分55万円
合計1,246,110円
取り崩し率:約2.5%
引き続き基準を年末にしていたため実際には80万円取り崩してますが、前年末に変更したため取り崩しすぎた25万円分は2025年分にスライドすることにしました。

7年目予想(2025年)
2024年末のセミリタイア資金額:60,805,729円
取り崩し額:税引後円建配当金60万円
現金分90万円(すでに25万円は確保済)
合計150万円
取り崩し率:約2.5%
7年目である今年は、このように前年末の資金額を基準に2.5%となるため合計150万円取り崩す予定です。
やっと固まった!私の2.5%ルール
ということで、このように試行錯誤しながら2.5%前後取り崩してきたわけですが、実際にやってみて分かったことが
配当金のみだと安定しない
という点。
配当金は安定してもらえるイメージがありますが、実際には株価の変動に伴って配当金も大きく動くんですよね。
そのため、生活費として安定して取り崩すためには現金の取り崩し(もしくは投資信託の定額取り崩し)も組み合わせるのが最適解だと分かりました。
また、今後株価が暴落しても現在の取り崩し額は下回らないようにしていく予定です。
これも、生活費として安定して使うため。
このように、2.5%ルールの運用方法が私の中で固まったので、次回その詳細をまとめて解説したいと思っています!
これから実際に資産を取り崩しながら使う方の参考になれば幸いです♪
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