「若いうちはお金は貯めるのではく、自分自身のために使え!」
「家庭を持ったら自由にお金を使えなくなるのだから、独身のときに思う存分使っておいたほうが良い。」
「若いうちに自分に投資した分は、将来帰ってくる。」
・・・上記のような言葉、どれかは聞いたことがあるのではないでしょうか?
考え方は人それぞれですのでどの考え方も間違ってはいませんが、果たして私たち30代世代の場合、この考え方で生涯にわたってお金に困らずに暮らしていけるのでしょうか?
これからは老後の期間はどんどん長くなるにも関わらず、年金額は逆に減っていく可能性が高いと言われています。
そんな中で上記のような言葉を鵜呑みにしていると、将来苦労することになるかもしれせん。
そのため、私はなるべく早くから資産形成を始めるべきだと考えており、実際に33歳の時点で3000万円の資産を作ることに成功しています。
30代のうちに3000万円の資産を作る4つのメリット
では、将来苦労しないためになぜ若いうから資産形成をする必要があるのか?その理由を説明したいと思います。
私の考えるメリットは4つあります。
1.最初の段階で生活水準を低く設定することができる
2.若いうちからお金や節約の知識を身に付けることができる
3.若ければ若いほど時間を味方につけることができる
4.30代でまとまった資産があると心の安心感が増し、自信にも繋がる
20~30代は給料は決して多くないですが、まだ独り身の場合が多かったり、子供も小さいため養育費などもそこまで多くはかかりませんよね。
従って、貯めることが比較的しやすい時期と言えます。
そして、このような若い時期に自分の生活水準を定めることが、その後にとってとても重要になってくるのです。
では、それぞれのメリットについて詳しく説明していきたいと思います。
1.最初の段階で生活水準を低く設定することができる
資産を作るためには、給料の中から貯蓄していく必要があります。
そして、私のように30代前半で3000万円という資産を作るには、給料の半分近くを貯蓄に回すことになります。
ただ、実際には若い時こそ欲しい車や洋服、アクセサアリーがあったりするんですよね。
しかし、よく言われることですが、一度上げた生活水準を下げるのは大変です。
そのため、最初になるべく低めに設定することが後の人生において多大な影響を及ぼすのです。
働くようになってからまとまったお金を手にすると、今まで欲しかったけれど手が届かなかったものが、頑張れば手に入れることができるようになりますよね。
しかし、そこでそれが本当に欲しいものなのか、よく吟味してください。
若いうちからこの癖をつけることは重要です。
もし我慢できるようであればそこはぐっと我慢して、まずは貯蓄を優先するようにしましょう。
これを繰り返していると、無駄使いが減り、お金を使わなくても満足できる生活を送れるようになってきますよ。
2.若いうちからお金や節約の知識を身に付けることができる
次に、お金を貯めるためには、ある程度節約の知識や、お金を減らさないもしくは増やす知識を身に着ける必要が出てきます。
私は、20代の頃の1人暮らしの費用は平均月15万円、年間で180万円でした。
この金額を苦なく達成するためには、何の節約の知識もなくただ我慢するやり方より、やはりある程度節約の知識があったほうが楽に達成できます。
また、これは私の私見ですが、若いうちは他のことが充実しているので節約生活も割と苦ではないんですよね。
家事をどう効率よくこなすか、安い食材でできるだけ健康的な料理をどう作るか、などを楽しみながら実践することで、生活力も身に付きつつ、お金も自然と貯まっていきますよ!
そして、こういった生活力の向上とともに、早いうちからお金に関する勉強も開始しましょう。
お金に対する知識があるとないとでは、生涯にわたって下手すると億単位で差が出てきます。
そして、ある程度の知識が備わったら、増やす作業=投資というものに挑戦していただきたいなと思います。
3.若ければ若いほど時間を味方につけることができる
次に、どんなことでも言えることですが、何でも早く始めるに越したことはありません。
上記のような節約の知識も、早く始めれば始めただけ効果がありますよね。
また、投資に関しても時間はとても重要になってきます。
投資においてよく出てくる複利効果、そして時間による分散効果も得られます。
例えば、同じ3000万円の資金を年利5%で40歳から運用する場合と60歳から運用する場合で考えてみましょう。
40歳からスタートした場合、20年の運用で計算上60歳の時点で約8000万円にまでに増やすことができます。
60歳の時点で5000万円も資産が多くなるというのはとても大きいですよね。
そして60歳からは年金の代わりとして運用益の5%を生活費として使うとすると、8000万円の場合は税引き後で年間320万円の不労所得が得られる計算になります。
一方3000万円の場合は税引き後で120万円となりますので、前者のほうが圧倒的に老後の生活に余裕が出てくることが分かると思います。
4.30代でまとまった資産があると心の安心感が増し、自信にも繋がる
私のように30代で3000万円という資産を持っている方は、実際には少ないと思います。
調べてみると、30代の平均貯蓄額はだいたい400万円ほどのようですね。
そうなってくると、みんな400万円しか持っていないんだからそれだけあれば安心なのでは?と思うかもしれません。
しかし、先に書いた3つのメリットが生まれるだけでなく、私が実際に実感していることは、精神的にとても安心感が得られるということです。
この感覚は、実際に達成してみないと分からないことだと思いますが、他のある程度資産を形成した方も、総じてこの感覚を味わっているようです。
そして、若いうちにこれだけの資産を作ることができたという自信も得られます。
実際に、現状では達成できている人はほんの一握りしかいませんよね。
この一握りしか達成できていないことを達成できたという成功体験は、今後の人生にとってかけがえのない財産となるでしょう。
しかし、このように一握りしか達成できないのは、実際にやろうとしていないからだけだと私は思っています。
断言します!
正しい知識と少しの努力があれば、30代で3000万円の資産をつくることは誰にでも達成することができます。
あとは実際にやる決意だけです。
実際に3流大学出&平凡会社員の私が達成できたんですから(^^)/
あなたは今後どちらの生活を選びますか?
① 若い時には収入分贅沢をして生き、老後はお金の不安とともに生きる
② 若い時に節約生活をしてつつましく生き、老後はお金に苦労せずに生きる
上記を見ると、とは言っても20~30代の一番いい時期に贅沢したいよ!という方も多いかもしれませんね。
しかし、我慢する期間が圧倒的に違うということを理解しておく必要があります。
①の場合、20~30歳の20年間贅沢をした代わりに、60歳から最長で40年間お金の不安とともに過ごすことになります。
逆に②の場合は、20~30歳の20年間節約生活をする代わりに、60歳からの40年間はお金の不安なしで生活を楽しむことができますので、我慢する期間は半分になるのです。
どちらの生活がいいかは人それぞれかもしれませんが、今後の日本のことを考えても、これ以上後ろの世代にしわ寄せを残したくないですよね。
私は、なるべく自分自身で老後のお金は用意すべきであると考えています。
というか、もう現時点ですでにそれが現実となる可能性のほうが高いですよね(^-^;
そんな未来を予測して、なるべく早くからみんなで資産形成を始めようではないですか♪
私も、今後も皆さんにとって有益な情報を発信できるよう、頑張っていきたいと思います!
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