こんにちは!
シンプリスト投資家のちーです。
さて、前回個別株の選び方について書きましたので、今回は投資信託のほうについて書きたいと思います。
投資信託も個別株に負けないくらい種類が存在するため、結局は選ぶのが難しいですよね。
プロが選んだ詰め合わせ商品でも、ファンドによって成績はバラバラですので、数ある中からどう選ぶかが重要になってきます。
では、早速どのような商品を選ぶべきなのか、私のやり方についてお伝えしたいと思います。
投資信託はどうやって商品を選んだらいいのか?
まず、投資信託の種類についておさらいしておきたいと思います。
投資信託についての基本的なことはこちらの記事に書いていますので、もしよく分からない場合はまずこちらを読んでみてください。
投資信託の場合、投資先が同じでもインデックス型なのか、アクティブ型なのか、そして分配金が毎月発生するもの、年に数回のもの、無配のものが存在します。
そのため、同じような商品に見えても内容が少しずつ違うものが多数存在するのです。
元々は、個別株では素人が買うことが難しいためこのようなパック商品である投資信託が出てきたにも関わらず、結局は種類が多すぎてどう選んだらいいのか分からなくなってしまいます。
私も投資を始めた頃は、何を選んだらいいのか分からなかったので、窓口で担当者にすすめられた毎月分配型の投資信託を買っていました。
内容をよく理解していないにも関わらず、プロがすすめてくれているんだから間違いないとその時は信頼していたんですよね。
しかし、今思えば買付手数料も信託報酬料も高い決していい商品ではありませんでした。
まぁそういった経験を積み上げて今があると思っているので、良い経験だったなと今は思いますけどね(^_^;)
いいカモちゃんでした(笑)
さて、私はこのような今までの経験を踏まえて、投資信託には明確におすすめの基準が3つあります。
それは以下の通りです。
・基本はインデックス型でOK
・投資先が同じであれば無分配型を選ぶ
・投資先が同じであればできるだけ各種手数料が安いものを選ぶ
長期で資産を運用する場合、この3つに当てはまる商品を選べば間違いないと思っています。
では、それぞれの条件について詳しく説明していきます。
⒈基本はインデックス型でOK
よく言われることですが、インデックスとアクティブ両者の運用成績を比べると、インデックスより好成績を目指しているはずのアクティブの方が成績が悪いというデータが出ています。
ということは、手数料が高いアクティブ型をわざわざ選ぶ必要は全くないですよね。
従って、基本はインデックス型を選んでおけばOKです。
基本は、と書いたのにはアクティブ型でもおすすめのファンドはあります。
それは、皆さんご存知ひふみ投信とセゾン投信です!
私も少しですが、SBI証券にてひふみプラスを保有しています。
今はSBI証券でも楽天証券でも売り上げ1位を続けているので、知っている方も多いと思いますが、その運用成績は素晴らしいの一言です。
しかし、大手で売り出し始めてからどんどん時価総額が上がっており、一般的に大きくなってくるとパフォーマンが落ちると言われておりますので、今後どうなって行くのかは?ですが。
まあでも今の時点では一定数持って間違いないと思います。
⒉投資先が同じであれば無分配型を選ぶ
以前にも毎月分配型の件に関しては何回か書いていますが、毎月分配型は一見お得に見えがちですが、実際は効率が悪い&手数料が高いおすすめできない商品です。
さらに長期で運用を考える場合、重要になってくるのが“複利の力”ですよね。
毎月分配型のように一部を払い戻ししてしまえばこの複利を利用できません。
現在私も一部保有していますが、やはり他に比べて成績がいいとは言えませんし、ほとんどの毎月分配型の商品はどんどん減配していきます。
現在私が保有している以下の商品は悲惨な道のりを歩んでおりますので、よろしければ参考までに読んでみてください(笑)
このように、現在でも販売されている毎月分配型の投資信託を見てみると分配金が年利で計算すると20%近く出ているものも結構ありますよね。
しかし、その分配金がずっと続くとは思わないほうがいいです。
従って、特別な理由がない限り、手数料が安くて複利の力が利用できる無分配型の投資信託を選びましょう。
⒊投資先が同じであればできるだけ各種手数料が安いものを選ぶ
さて、以上の2つの条件で絞ってもまだ結構な数の投資信託が存在すると思います。
その中で迷ったら、あとはその中から手数料がなるべく安いものを選べばOKです。
例えば、有名な指標である日本以外の先進国を主に投資先としたMSCIコクサイインデックスに連動した投信を買おうと思った場合、販売しているファンドによって販売手数料がかかるものもあれば0円のものもありますし、信託報酬もバラバラです。
同じ指標を使っていれば値動きもだいたい一緒なので、そういった手数料をよく確認して一番安いところを選びましょう。
長期で保有する場合、そういった手数料もバカになりません。
30年50年というスパンで見れば、多少なりともパフォーマンスに影響してくるはずです。
ありがたいことに、最近は各社が競争で手数料の安い商品を次々に投入していますので、もし既にインデックスの投資信託を保有している方でも一度見直してもしてみてもいいかもしれませんね。
まとめ
さて、今回は投資信託について書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
投資信託も何を選んだらいいのか分からない方が多いのか、何年か前からほけんの窓口の投資信託バージョンのような第三者の立場で投資信託を紹介してくれるところもあるみたいですね。
私から言わせれば重要なのは今日ご紹介した3つの条件だけなので、高い手数料を払ってまでプロの商品をさらにプロに選んでもらう必要はないと思いますけどね(笑)
ただ、私も最初の頃は直接色々教えてもらえる窓口の担当者がありがたかったことも事実です。
なので、本当にいいものを紹介してくれる窓口が近くにある場合はそれを利用するのも手だと思いますが、それを見極めるのも結局難しいんですよね・・・。
やはり一番いいのは、手間はかかりますが、窓口の担当者の方の話も知人・友人の話も、書籍やネットの情報もいろいろな意見を沢山聞いてみるということだと思います。
生涯投資をしていく場合、最終的には億単位の利益を得る可能性も高いです。
それだけの利益を得ようと思うと、やはりそれなりに時間を費やして勉強をしていくことが必要ということですね!
以上、
今日も最後までお付き合いありがとうございました(^_^)/
コメント