今回は最後の3つ目です。
これも夫とのあるエピソードから感じたことです。
今までの内容をまとめておくと、
1つ目:松竹梅では理由なく竹を選ぶ
→物の価値を見極めることができていない
2つ目:手数料を気にしていない
→小さなコストや見えないコストを見逃している
という感じですかね( ´∀`)
では3つ目の特徴は何なのかというと、“安易に分割払いを利用している”です。
自動車保険を割高な月払いにしていた夫
ある日、夫宛に保険会社から「自動車保険ご継続のご案内」という封書が届いていました。
私は自動車を保有したことがないので保険関係などのことはよく分からなかったんですが、その書類の「継続契約をネット上で行うと1,000円割引」という文字を目ざとく発見(笑)
そこで、普段自動車関係のことに関しては全て夫に任せている私ですが「ネット上で手続きすれば?」と言ってみました。
すると、「え〜」と面倒くさいオーラ全開にされたので私が代わりにやることに。
そこで自動車保険が年12回の分割払いになっていることが判ったんですよね。
自動車保険って年払いか月払いか選べるようになっていることが多いと思いますが、基本は年払いの方が割安になります。
それなのになぜ月払いを選んでいたのか純粋に疑問だったので夫に聞いてみました。
ねぇ自動車保険月払いにしてるけど何で?
年払いでも払えない額ってわけじゃないよね?
え?何でって別に理由はないけど・・・
でも年払いだと金額が大きいから分割できるならそっちの方が安心じゃん
大きい金額を一度に払うのに抵抗があるの?
結果払うのは同じなのに?
ってか逆にまとめて払えば年間で5,000円近くも安くなるのに?
これからは年払いでいいです・・・
私怖いですかね?(笑)
トータルコストをちゃんと理解しよう
ここで問題なのは、目先の利益だけしか見ていないということですね。
こういった分割払いやリボ払いなどは、最初少ない金額の支払いで済んでしまうのでお得な気がしてしまいます。
しかし結果的には金利などがつくので、トータルで考えると多く支払う羽目に。
それなのになぜ分割を利用してしまうのでしょうか?
夫もそうですが、お金を使うことは好きなのに多く使うことにやはり罪悪感があるのか、少しでも少なくなるようにしようとする傾向があるような気がします。
そうすると受ける痛みを分散できますからね
しかし、分割払いというのも立派な借金のひとつです。
それを理解していない人も多いのではないでしょうか?
利用してもいい借金とダメな借金
とはいっても、借金が全て悪ということでもないんですよね。
先行投資として必要な場合もあります。
その代表が奨学金です。
先行投資=将来その金額以上の利益をもたらしてくれる可能性のあるものに関しては、借金してでもやる価値はあります。
そのため、借金を恐るがあまりに何にも挑戦しないというのはこれも結果的にはトータルでは損する可能性もあるということも理解しておかなくてはいけませんね。
その辺の見極めは難しいですが、私の考える奨学金を借りる場合の線引きは無利子で借りられるかだと思っています。
一定の資格をクリアすれば無利子で借りられるはずなので、どうしても有利子でしか借りられない場合は、本当に将来その費用を回収できるほどの価値があるのかもう一度よく確認したほうがいいかもしれません。
また、先行投資でなくても無利子のものであれば私は積極的に利用しています。
例えば以前に大手キャリアでiPhoneを買った時に一括で払っても分割でも総支払額が一緒だったので、私は迷わず分割を選択しました。
この場合、お金はお金を生み出すという大原則を知っている人であれば分割を利用するでしょう。
まとめ
ということで3つ目の特徴をまとめると、
→「お金を借りる=金利発生」を理解していない
ということになります。
しかし、上記でも書きましたが金利が発生しない場合もあるので、その場合は逆に利用する価値があると言えます。
お金はお金を生み出すものなので、無利子で借りたお金を別のことに活用した方が賢いですよね。
ということで3つに分けて書いてきましたが、お金って多分皆さんが思っている以上にそれ自体に価値があるんですよ。
言わば世界一何にでも交換できる万能券でありながらその万能券を増やす能力も持っているようなものです。
そう思うと、そんな一番価値のあるものと引き換えに欲しいものってそんなにある?ってなってくるんですよね。
まぁここまでの思考になるのはかなり特殊かもしれませんが(笑)
しかしこの原則さえしっかり理解すれば、お金を安易に使うことに抵抗感が出てくると思いますよ!
少しでもそういった見方もしてもらえたら嬉しいです( ^∀^)
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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