ちょっと前に退職所得控除の見直しが検討されていると報道がありましたね。
実際、現在勤続年数が20年超となると控除が大きくなるようになっています↓
勤続年数20年以下
40万円×勤続年数(80万円未満の場合は80万円)
勤続年数20年超
800万円+70万円×(勤続年数-20年)
私は退職金はないですが、iDeCoはこの退職所得控除を使って受け取る予定のため、ここの変更は私の計画にも大きく影響してきます。
ということで、ここの部分をどのように考えているのか今回はまとめておきたいと思います!
退職所得控除がどのように変更されるか予想
もし見直しがある場合、20年超でも勤続年数×40万円となるのか、この40万円がちょっと大きくなるのかって感じみたいです。
前者であればただの改悪。
そのため、反発を考慮して多分ですが今の40万円がちょっと大きくなるんじゃないかなぁと予想しています。
私の場合iDeCoは2008年〜2045年の37年間運用する予定なので
現行制度の場合
800万円+70万円×(37-20年)=1990万円
と2000万円近くを非課税で受け取ることができるんですよね。
しかし、現行の20年以下に統一されると
40万円×勤続年数に統一された場合
40万円×37年=1480万円
と、500万円近く控除が減ってしまうため、私が目指す3000万円だと課税分がかなり大きくなってしまいそう。
ちなみに私は退職所得控除と年金控除を併用するため、3000万円であれば全額非課税となる予定です↓
そしてもし40万円ではなく50万円になったとすると
50万円×勤続年数に統一された場合
50万円×37年=1850万円
ということで、多少は減るもののそこまで大きな影響はなさそうです。
そのため、改正されるにしても40万円の部分は上記のように少し大きくしてほしいところ
iDeCoには新たな控除が用意される可能性も!?
ただし、iDeCoは今国が強く推している制度のため、現在の退職所得控除での受け取りから除外されて完全非課税になるとか、iDeCoの新たな控除が新設されるとか色々な噂もあるようです。
実際どうなるんでしょうねー?
まぁ実際どうなるかまだ分からないので、私のスタンスをお話ししておくと、もし大きく控除枠が小さくなるにしても多分このままいきます。
というのも、私の場合iDeCoで運用しなければ課税口座で運用するだけなので
iDeCo VS 課税口座
で考えれば、出口で多少課税されようがiDeCoの方が圧倒的にお得だから。
退職所得の場合、控除から出た分は通常の所得と違って半分で計算されるんですよね。
そのため、実際多少控除から多少はみ出ても税金がめちゃくちゃ重くなることはありません。
そして、やっぱり運用益にかかる税金20%がなくなるのがデカすぎる!!!
ということで、私は多少制度が改悪されようがiDeCoを活用しますね( ´∀`)
怖いのは間際になってからの大幅な改悪!
ただし、もちろんもっとすごい改悪が起きれば考え直すかもしれません。
特に以前に記事にもしている特別法人税の復活。
これは運用益に関わらず確定で取られるみたいなので、これが復活したらiDeCoの旨みも劇的に減りますからね。
そして一番怖いのは、iDeCoを終わらせる間際に大改悪が起きること!
60歳になって大きく育ったiDeCoをどう終わらせようか考え始めた時に
やっぱりiDeCoにも20%課税しますね〜
とか言われたらまじふざけんなって感じです。
実際今、iDeCoだけでなく様々なものがもなんだかんだで増税の方向に向かっています。
そのため、その都度情報をしっかりと手に入れて、先回りで手を打っていくしかありませんね(^_^;)
ってことで改正があるなら早めにしてくれ〜
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