少し前に、兵庫県前知事の斉藤元彦さんがパワハラやおねだり疑惑で盛んに報道されてましたよね。
それを受けて私自身9月9日のブログ記事にて「県職員のかたが2人も自殺されていることは紛れもない事実」として、斉藤前知事に正当な処分が下ることを願う投稿をしていました。
しかし、実際に選挙戦が始まるとNHKをぶっ壊すでお馴染みの立花さんが登場し、YouTubeやX等でまた別の証拠や証言が次々と出てきました。
そして、私はそもそも調査結果を受けて全員一致の不信任となったと思っていましたが、今もまだ調査途中とのこと。
そこで「どういうこと??」ってなりました。
まだ結果が出てない状況で一方的に追い出したとなると、普通に斉藤さんだけが悪者ではないのでは?何か別の力が働いたのでは?とは疑ってしまいますよね。
こんな短期間で1人の人の印象が変わる経験は初めて。
また、何より現代の情報が溢れる世界で「どの情報を信じるのか」とても考えさせられました。
今回はこの件についてちょっと書いてみようと思います。
最初の情報だけだったら認識は「人○し」のままだった
冒頭でも書いた通り、最初の報道のみを見ていた私の認識は「部下を2人も自殺に追いやったとんでもない知事」でした。
実際、テレビでは「人コロし」という言葉を使っているコメンテーターの方もいたぐらいでしたよね
職員の方が2名なくなっているのは事実。
ただし、それが知事の責任なのかはその後に出てきた情報によってかなり懐疑的になりました。
つまり、初動の報道(これは主にテレビや新聞によるもの)だけだった場合と、その後のネットを中心とした情報が入ってきた後では斉藤さんに対する認識が全く違うものになったということです。
実際のところどちらの情報が真実なのかはまだ分からないですし、これから明らかになるのかも微妙なところです。
しかし、明らかに初動の情報だけでは全くフラットとは言えない状態だったなと。
そのため、その後にネットで別の角度の情報が入ってきて本当に良かったなと思っています。
これからの情報の取り方について
このように、私自身ある一方の情報を見た状態から、また別の情報も見たことで認識がガラッと変わりました。
一部では
テレビや新聞の情報はやっぱり偏っている!
と言い、一部では
ネットはウソの情報でも拡散されてしまい危ない!
と言っています。
このことから言えるのは、どの情報媒体も「真実」も「そうでないもの」も混じっているってことですよね?
そのため、どれかを鵜呑みにするのではなく、多角度から情報を仕入れて自分の中で自分の答えを出すしかないのかなと思っています。
まぁーこれはとても難しいことではあるんですが・・・
もうそういう時代に突入しているということではないでしょうか。
そして、今回そのようにそれぞれが自分の中で自分の答えを出した結果、斉藤前知事が再度選ばれたわけです。
いまだにテレビを見ていると「ネットの情報が重視された」みたいな言い方をしているところもありましたが、決してそうではなく、多角度の情報を見た上でのこの結果だと思っています。
最終的には民意が反映された正当な選挙戦だった
ということで、それぞれ界隈では賛否ある今回の選挙戦でしたが、私的には民意がちゃんと反映された正当な選挙戦だったなという印象です。
というかこれが本来あるべき選挙の形ですよね
組織票ガチガチの出来レース選挙なんてそれこそ意味ないわけですから
そして最後に、私が1番は?って思ったことを紹介しておきたいと思います。
それは、めざまし8で報道されていた稲村さん(今回組織票により当選の可能性が当初高かった候補)の
斎藤陣営のSNS戦略が、私は望ましいやり方だと思わなかったのでやらなかった
という発言。
斎藤陣営は政党の支援が一切なく、地元の知人友人や元からいるわずかな支援者とボランティアで戦っていました。
そのため、様々な政党が支援に回っていた稲村陣営と比べるとお金も人員も少なかったはずです。
それなのになぜあんなにSNSで情報が拡散したのかというと、一般の方が自ら拡散したから。
そのため、稲村さんはあえてやらなかったみたいな言い方をしていましたが、そもそもやりたくても「できなかった」が正解でしょう。
実際のところ、組織票にしろSNS戦略による票にしろ「純粋に応援したい勢」と「何かしらの利益や思惑がある勢」がいるのは事実。
そんな中で、今後どちらをうまく利用していくかが鍵になってくるんだろうなと。
そして有権者からすれば、組織票1強の出来レース選挙よりSNS票も加わった2強の選挙の方がいいですよね?
誰かが「日本人は選挙に興味がなさすぎるので、どういう理由であれこういうふうに盛り上がるのはいいこと」と言っていましたが、それは私も賛同。
これからも興味を持ってみていきたいと思っています!
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